グリーンに寄せようとした第3打を、まさかの2度打ちしちゃった! でも、次のショットって何打目にカウントすればいいんだっけ? 
画像: 「よ~し、寄せるわよ!」気合いの入ったショットを打ったけれど……

「よ~し、寄せるわよ!」気合いの入ったショットを打ったけれど……

「えいっ!」と集中して打ったはずの第3打目のアプローチ。それがまさかの2度打ちになっちゃった!

画像: コン、コーン……! 「ええっ!?」

コン、コーン……! 「ええっ!?」

「ウソでしょ~! こんなことってあるの? 大事なショットだったから、慎重に打ったはずなのに」。「先輩、ドンマイですっ!」

画像: 「最悪~! 次はもう5打目じゃない」。「えっ!?」

「最悪~! 次はもう5打目じゃない」。「えっ!?」

「今のはクラブがボールに2回当たったから、2打分カウントされますよね。さらに、動いているボールを打ったことで、1打の罰が加わるから、合計3打。だから3打目を2度打ちしたら、次は6打目になるはずですよ!」

「えーっ! 2度打ちはたしかにペナルティの対象になるから1打罰は仕方ないけれど、ストロークは1回しかしていないわけだから、ボールに2度当たっても1打は1打よ。3打目に1打の罰を付加して、次は5打目になるのよ」。

さて、2人の主張のうち正しいカウントの仕方はどっち?

3打目を2度打ち! 次は何打目?

  • 2回打ってもストロークは1回

    クラブが1ストローク中に2回以上球に当たった場合、プレーヤーはそのストロークをカウントし、これに1打の罰を加えて合計2ストロークにしなければならない(規則14-4)。今回のケースでは、3打目のストロークが2度打ちとなったため、1打の罰を付加し、次のストロークは5打目となる。

  • 2度打ちは2打プラス1打罰

    クラブが1ストローク中に2回以上球に当たった場合、プレーヤーはそのストロークをカウントし、これに1打の罰を加えて合計2ストロークにしなければならない(規則14-4)。今回のケースでは、3打目のストロークが2度打ちとなったため、1打の罰を付加し、次のストロークは5打目となる。

  • 2回打ってもストロークは1回
    50
    1958
  • 2度打ちは2打プラス1打罰
    50
    1986

週刊ゴルフダイジェスト9月5日号「ゴルルとルール。」(監修・小山混、写真/姉崎正)

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