すでにツアーでは使用が始まり、正式発表が待たれたタイトリストのニューアイアン「718」がついに発表された。噂のニューモデルAP3を含めた5モデルを紹介しよう。

ジャスティン・トーマスは「718MB」で全米プロを制覇

新しく発表されたタイトリスト「718」アイアンは5モデル。まずは軟鉄鍛造マッスルバックの「718MB」。これは全米プロを制したジャスティン・トーマスがすでに使用を開始しているモデルだ。

画像: 新たに発表された718アイアン5モデル

新たに発表された718アイアン5モデル

それに加えて、鍛造キャビティの「718CB」。さらには複合素材のアスリートモデルとして大人気のAP2も当然の如く継続してラインアップ。飛びキャビ的位置付けの「AP1」も健在だ。

画像: これが「AP3」

これが「AP3」

そしてなんといっても「718」の目玉とも言えるのが、新たにラインアップに加わった「AP3」だろう。異素材複合型ステンレス鋳造アイアンで、実はヘッド内部に空洞がある中空キャビティ構造。飛距離・操作性・打感、すべてを兼ね備えた欲張りな機能を備えているという。デザインも非常にカッコよく、高機能アスリートアイアンの代名詞的存在となった「AP2」と並び、人気が出そう。

一見わかりにくいのが、AP1とAP3はどっちが飛ぶの? という問題。そこで、今回新たに発表された718アイアン5モデルの5番アイアンのロフトを比較してみた。ロフトはアイアンの飛距離に直結する重要な要素なので、基本的にロフトが立っているほど「飛び系」であると判断する材料となる。

画像: ジャスティン・トーマスは「718MB」で全米プロを制覇

まず、一番ロフトが寝ているのはやはりマッスルバックのMB。ロフトは27度だ。それに対し、一番ロフトが立っているのは「AP1」。リリースにも「最大の飛距離と許容性を持つタイトリスト」と謳われているから、AP1はAP3よりさらに飛ぶクラブ、ということになる。

AP2とCBは同じ26度ロフトで、AP3は24度ロフト。この数字から、AP3の性能はAP1とAP2の中間で、飛び系寄り、ということが予想される。AP2はカッコいいし使いたいが、少しハードルが高いと考えていた層にとっては、AP2の持つアスリートなイメージにやさしさと飛距離が加わっているとしたら、非常にうれしいモデルとなりそう。

発売はすべて、2017年9月30日。楽しみに待ちたいアイアンだ。

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