2018年1月27日、ペアで気楽に参加できるゴルフ競技として人気の「ショートコース選手権ダブルス」第3戦目が千葉県のアコーディア・ガーデン志津で開催された。関東地方を襲った大雪の影響が残る中、強い寒風にも翻弄された参加者たち。そんな困難な状況を、パートナーと力を合わせて乗り切った選手たちの奮闘の模様をレポート!

決勝進出は24組中7組! 熾烈な戦いをサバイバルしたのは誰だ!?

試合当日は最低気温0℃。写真を見ればわかる通り、コース内にはまだまだ雪が残っているというコンディションで、前半はグリーンも凍ったまま。ショートアイアンで打ったボールはフォローの風に持っていかれ、直接グリーンに落ちると大きなバウンドでグリーン奥へと消えていく。ショット力、小技力だけでなく、状況判断力やマネジメント力も含めた、総合力がより求められるコンディションとなった。

画像: 寒風が吹き雪が残るアコーディアガーデン志津で開催された「ショートコース選手権ダブルス」

寒風が吹き雪が残るアコーディアガーデン志津で開催された「ショートコース選手権ダブルス」

今回の予選に挑んだのは24組48名。男性参加者がほとんどの姉妹競技「ショートコース選手権」とは異なり、男女混合チームが5組、女性ふたりのチームが2組と女性参加者が目立ち、寒空の下ながら華やかな大会となった。

画像: いつも参加している友人に誘われて参加したという大島優健、めぐみペア(写真左)と他のダブルス競技にも参加しているという横溝友里恵、小形幹世ペア(写真右)

いつも参加している友人に誘われて参加したという大島優健、めぐみペア(写真左)と他のダブルス競技にも参加しているという横溝友里恵、小形幹世ペア(写真右)

ハーフターン終了時点でトップは仲沢・村山ペア、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオ・水原ペアが1アンダー。続いてイーブンパーの1ペア、1オーバーの1ペアが追う展開。どのペアが決勝進出を果たしたのか……?

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ハーフ1アンダーと絶好のスタートダッシュに成功したのは仲沢・村山ペア。前半を1アンダー26の好スコアでプレーし、予選手位通過目指して後半に臨んだものの、失速し後半は「34」でトータルスコアは60。前後半ともに「27」でまとめ、トータル「54」でプレーした菅原・及川ペアはメダリストの栄光を手にした。

いろいろな大会にペアで出場しているという2人は「バッチリ息が合い、スコアをまとめられた」とナイスチームワークを見せてくれた。2位はショートコース選手権ではすっかり有名となったイラストレーターの野村タケオ&水原崇文ペア。トータル56のスコアは間違いなく好スコアと言っていいだろう。

画像: 14番でバーディを決めハイタッチ、メダリストを獲得した菅原祐喜、及川昌子ペア

14番でバーディを決めハイタッチ、メダリストを獲得した菅原祐喜、及川昌子ペア

「バーディを4つもとれました! 球を低く出し手前から狙った作戦がうまくいきましたね。後半は風が強くなって難しくなりましたが、2人で力を合わせて耐えることができました。決勝は優勝しか狙ってません!」(野村)

と、カッコよく締めてくれた。

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2017-2018シーズンの「ショートコース選手権ダブルス」は、2月17日(土)羽根沢ゴルフクラブが予選最終戦。こちらも熱い戦いになりそうだ!

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