2018年の全米オープンを初日5オーバー、46位タイで終えた松山英樹。開幕前日に使用予定だったドライバーが割れ、急遽テストした末、ピンの「G400LST」ドライバーで初日をプレー。このG400LST、一体どんなクラブなのか。みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファーの中村修が解説。

ピンのG400LSTを使った

ピンのG400LSTの「LST」とはロー・スピン・テクノロジーを意味するもので、ソールのウェート位置がややフェース寄りに設定されているため、ノーマルの「G400」に比べて重心がやや浅く設定されているドライバー。重心が浅いクラブはスピンが少なくなるため、「LST」というわけです。

このクラブは昨年の賞金王である宮里優作選手が使ったことでも有名ですが、飛ばし屋たちにも人気です。昨年男子ツアーで平均314.2ヤードを飛ばし、飛距離ランク1位に輝いたチャン・キム、今年の同ランク1位の額賀辰徳といった選手たちが使用するのもこのクラブです。

画像: 松山英樹が使用した「G 400LST ドライバー」。昨年の国内賞金王である宮里優作も使用している(撮影/野村知也)

松山英樹が使用した「G 400LST ドライバー」。昨年の国内賞金王である宮里優作も使用している(撮影/野村知也)

使用していたキャロウェイの「グレートビッグバーサ」が生産終了モデルであることから、各社のドライバーを試していたという松山選手。直近のトーナメント(ザ・プレーヤーズ選手権)ではテーラーメイドの「M3 440」を使用していました。初日は、それらを含む様々な候補の中から、G400LSTを選んだようです。

そのヘッドはサイズが445CCと、ルール上限の460CCから比べるとやや小ぶりで、形状はオーソドックス。直前まで使っていた「M3 440」と比べると、「G400LST」のほうが「グレートビッグバーサ」に近い形状と言え、性能的にも直進性が高くプロの使用クラブとしては“やさしい”と言えると思います。

クラブ選びに対し非常に繊細な感性を持つという松山選手が使用した3本のドライバーに共通するのは、ネックの調整機能やソールのウェート調整機能などが備わっている点です。ロフトを含めた構えたときの見え方と、スウィング中のフェースコントロール加減を好みに調整可能できる。そんなクラブを選んでいるようです。もちろん、偶然かもしれませんが……。

画像: G400LSTでティショットを放つ松山(写真/2018年の全米オープンゴルフ、撮影/岡沢裕行)

G400LSTでティショットを放つ松山(写真/2018年の全米オープンゴルフ、撮影/岡沢裕行)

いずれにせよ、ドライバーの破損というトラブルをまずは上手にしのいだ感のある松山選手。明日以降、スコアを伸ばしてもらいたいですね。

HONMA

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