女子レギュラーツアー前半戦最後のアース・モンダミンカップ練習日、何時間も練習グリーンでパット練習を行っていたのはリランキング13位で中盤の出場権も得た原江里菜。彼女が右に左によろけながらやっていたのは片足のパット練習だが、これって一体どういう効果があるのだろう? 原のパッティングコーチをしている大本研太郎氏に話を聞いた。

みんなのゴルフダイジェスト編集部:原プロが片足でパット練習をしていましたが、どういう意図があるのでしょうか?

大本研太郎(以下、大本):簡単に言うとバランストレーニングです。本人がパッティングのときにバランスを崩していることに、気づかせるためにやっています。

画像: 片足パット練習に励む原江里菜

片足パット練習に励む原江里菜

編集部:本人にバランスを意識させるということ?

大本:意識させるわけではないんです。(体がバランスを崩さないための)イメージを落とし込むということですね。実はこの部分って意識をしても全然良くならないんですよ。ましてや(原プロは)試合の直前で意識しちゃダメ。その代わり、体で感じるバランスは裏切らないですからね」

画像: 片足パット練習をする原江里菜と大本研太郎コーチ

片足パット練習をする原江里菜と大本研太郎コーチ

編集部:なるほど。この片足っていうのは右足でも左足でもやるんですか?

大本:どちらもやりますが、先に右足からです。何故なら右に(体重をかける意識を)残したくないから。人って両足で立つとどちらに体重が乗っているのかわからないんですよ」

編集部:これはツアープロだけでなくアマチュアゴルファーもやってみて効果がありますか?

大本:もちろんです。ただし、アマチュアの方は目を開けてやってくださいね。

編集部:……というと?

大本:原プロは目を閉じてやっているんです。

編集部:そうだったんですか!? たしかにそのほうが、よりバランス感覚が磨かれそうです。ちなみに原プロ、そのまま片足でアプローチ練習も始めましたが、あれも同じ効果ですか?

画像: アプローチ練習も片足で行った原江里菜

アプローチ練習も片足で行った原江里菜

大本:そうですね。感性をつなげていくための練習です。

と、一風変わった練習のように見えるが、大本コーチ曰く「結構スタンダードな練習」とのこと。また、自分自身でバランスを感じることができるので「いつでもどこでも自習ができるのもいい」とも。バランス良く立つことができれば、それだけバランス良くストロークすることもできるはず。我々アマチュアゴルファーもぜひ取り入れてみたい練習法のひとつだった。

撮影/田中宏幸 取材大会/アース・モンダミンカップ

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