自身のユーチューブチャンネル「HARADA GOLF」で1000万PV以上を獲得している大人気レッスンプロ・原田修平。ちょっとクセになるキレのいい動きでゴルフスウィングを解き明かす原田が、「下半身を使って飛ばす」正しいやり方を伝授!

「下半身を使って飛ばそう!!」

ボク(原田修平)は身長163センチと小柄で、筋肉ムキムキでもなく、ごくごくフツーの体型です。それでもドラコン競技に挑戦し、ドライバーで300ヤード以上、飛ばすことができます。多くのアマチュアの方はパワーがないとボールを遠くに飛ばせないと思っているかもしれませんが、そんなことはありません。

飛距離不足に悩むアマチュアの方は、トップの体勢からいきなり上体や腕の力でクラブを振りにいってしまう人が多いんです。また、下半身(脚)を使って振ろうとしても、やはりトップからいきなり地面を蹴ってしまうため、ダウンスウィングで上体が早く起きて、体の左サイドが伸び上がってしまう。

どちらも上体の力しか使えないので、インパクトでボールに十分なパワーを伝えることができないんです。ボールを遠くへ飛ばすには、大きなパワーを生み出すことができる下半身を使って振ることが絶対条件です。

では、どうすれば下半身を使えるようになるのでしょうか。ポイントはトップからの切り返しの動きにあります。クラブがトップまで上がったら、いきなり腕でクラブを振り下ろしたり、地面を蹴るのではなく、両ひざと股関節でクッションを効かせるように、ストンと真下に沈み込む動作を入れるんです。

この沈み込みの動作によって、切り返しでシャフトをしならせることができます。一瞬、体を真下に沈み込んでから、脚で地面を強く蹴っていく。この下から上への動きで体の回転スピードがアップし、下半身のパワーが上体、そしてクラブヘッドへと伝わるようになり、ヘッドスピードがアップするんです。

たとえば、垂直飛びで高くジャンプするときも、フッと脚の力を抜いて、一瞬下に沈み込んでから、ジャンプしますよね。あの感覚とまったく同じです。

画像: 真下に沈み込むことで下半身のパワーをスウィングに生かすことができる

真下に沈み込むことで下半身のパワーをスウィングに生かすことができる

では、この沈み込んでから蹴る感覚をつかむためのドリルを紹介しましょう。クラブは持たず、右手でボールを持ちます。通常のアドレスの姿勢から上体を右にねん転させ、トップの形を作ります。この体勢から胸は右に向けたまま、股関節を深く入れるように、ストンと体を真下に沈み込ませます。これが切り返しの動きになります。

右手のひらに乗せたボールが真下に落ちるのでキャッチ。そこからボールを左手に持ち替え、脚で地面を強く蹴って体を左に回転。その勢いを利用して、左手に持ったボールを目標方向に投げます。

画像: 右手にボールを持ちトップで沈み込み、ボールを左手に持ち替え伸び上がりながらボールを投げる

右手にボールを持ちトップで沈み込み、ボールを左手に持ち替え伸び上がりながらボールを投げる

実際のスウィングでは、切り返しからフォロー、フィニッシュまでが一連の動作になりますが、最初はこのドリルをゆっくりとした動作から行い、沈み込んでから蹴るという動作を体にしっかり覚え込ませましょう。慣れてきたらクラブを持ち、ドリルと同じ動きでボールを打ってみましょう。このときもまずはゆっくりとした動作から始め、徐々にスピードアップさせていくといいでしょう。

画像: 沈み込んでから伸び上がる!下半身のパワーを使って飛ばす~HARADAGOLFで上手くなる~ youtu.be

沈み込んでから伸び上がる!下半身のパワーを使って飛ばす~HARADAGOLFで上手くなる~

youtu.be

This article is a sponsored article by
''.