2019年から施行される新しいゴルフ規則。一般ゴルファーにも大きな影響があるが、プロにも当然影響大。というわけで、PGA(日本プロゴルフ協会)がプロを対象に専門の競技委員によるルールの研修会を実施。それに参加したプロゴルファー・中村修が、ポイントを分かりやすく解説!

2019年の1月1日から施行されるルールでは、いくつかのことが“無罰”になります。今まではペナルティだったものがノーペナになるので、スコアに直結するルール変更なので、しっかり覚えておきたいところ。今回は、「無罰になる行為」に絞って解説していきましょう。

まずは、経験したことのある人もきっと多い「2度打ち」です。グリーン周りのアプローチ、ふわりと浮かそうとした場合などに、カツカツッ! と手にイヤな感触の残るアレが、2019年からは無罰になり、“1打”としてカウントされるようになります。アプローチが苦手なゴルファーにとっては、ありがたい変更になりそうです。

自分が打ったボール関係で言えば、ストロークした球が自分に当たっても無罰になります。林の中で打ったボールが木に当たって跳ね返ったケースなどですね。今までは1打罰で、体も痛いしスコア的にも痛い、とにかく痛いミスでしたが、今後はペナルティはなくなります。

ちなみに、自分だけでなく、自分のキャディバッグやクラブなどに当たってしまっても罰はなし。

画像: 林の中から打ったときボールが木にあたり跳ね返ってきて自分に当たったとしても無罰になった(写真は2017年は週刊ゴルフダイジェスト8/1号より)

林の中から打ったときボールが木にあたり跳ね返ってきて自分に当たったとしても無罰になった(写真は2017年は週刊ゴルフダイジェスト8/1号より)

以上のふたつもそうですが、新しいルールは「うっかりミス」というか、意図しないことに対して寛容な印象があります。2度打ちも、自分に当てるのも、狙ってはやりませんもんね。

同じように、ボールを探しているときにうっかり自分の球を蹴ってしまった! というのも無罰になります。とくに今のようにラフが元気な季節には起こり得る事態ですが、これも2019年から罰はつかなくなる。

さらに、パッティンググリーン上で偶然ボールを動かした場合、また、ボールをマークしたり、拾い上げたり、リプレースするときに球を動かしてしまった場合も、無罰になるんです。

グリーン上でいえば、「パットの線に触れる」行為は現状2打罰なのですが、これも無罰になります。私が参加したプロ向けの講習会では、たとえばキャディさんが狙い目を指で触れたりすることが違反でなくなる、という説明がありました。

画像: ボールを探しているとき、偶然自分のボールを蹴ってしまっても無罰になった

ボールを探しているとき、偶然自分のボールを蹴ってしまっても無罰になった

2度打ち、自打球、ラフの中でうっかりボールを蹴る、なんていうのは、プロではあまりありませんが、アマチュアのみなさんには起こり得るミスではないでしょうか。

故意ではないし、ただでさえミスしているのにペナルティまで加わって泣きっ面に蜂状態だったのが、2019年のルール変更では無罰に。来年以降、ルールが変わってよかったと実感するゴルファーが、多く現れそうですね。

撮影/姉崎正

GOLF5

This article is a sponsored article by
''.