いよいよ9月14日にデビューする、ブリヂストンスポーツの「TOUR B XD-3」。宮本勝昌、近藤智弘、堀川未来夢ら契約プロたちが開幕戦からプロトタイプを使用するなど、すでにツアーではおなじみだ。クラウンに”筋金”入りのビジュアルが目を引くドライバーを、プロゴルファーの中村修と、ゴルフ5世田谷店の久保貴史クラフトマンが試打! ははたしてどのような評価を下すのか?

”カチャカチャ”つきなのにネックはスリム

TOUR B XD-3を手に持ち、試打ブースでヘッドをポンと地面に置いた中村が、開口一番ヘッドの座りのよさに感心し、こう感想を漏らした。

「フェースが左を向かないですよね。前作に比べ、フェースアングルがよりストレートになって、すごく構えやすくなりました。けっこうディープフェース(フェース面が高い)なんですが、構えるとそんなにディープに見えない。むしろシャープで、シャローな感じに見えて、やさしさを感じられます。そして、今回はカチャカチャ(ネックの調整機能)がついたのも、変わった点ですね」(中村)

画像: ブリヂストンツアーB XD-3は筋金いるのクラウンで

ブリヂストンツアーB XD-3は筋金いるのクラウンで

この“カチャカチャ”に関して、久保クラフトマンはこう解説してくれた。

「これはバリアブル・アジャスト・システムといって、ロフトとライ角を調整することができます。調整機能があると、どうしてもネック径が太くなりがちでしたが、今までよりも少し細くなって違和感が消えたというのも、プロがこぞって替えた理由のひとつだと思います。また、ソールのウェートも調整できて、スピンコントロールもしやすくなっています」(久保クラフトマン)

「TOUR-B」の前モデルは3タイプが選べたが、今回はこの「XD-3」のひとつのみ。それだけに調整の幅が効き、より自分にピッタリに合わせられるのはゴルファーにとってメリットとなりそうだ。

カーボンクラウンに金属弦を筋状に組み込んだ”筋金”

いよいよ、最大の特徴である”筋金”に触れていこう。カーボンクラウンに金属弦を筋状に組み込むことで、たわんだクラウンの復元スピードを速め、初速を上げる。さらにヘッドのねじれを抑え、直進性も増しているという。

「ソールはフルチタンにしてガチガチに固めることで、フェースとクラウンがたわむようにしてあるんですね。しかも、たわんだときに、この筋金が反発を強くしています。また、軽いカーボンクラウンにしたぶんの余剰重量も最適に配分されています。それに、デザインもはっきりカーボンとわかるようになっていますね」(中村)

画像: ツアーB XD-3の魅力を教えてくれたゴルフ5世田谷店の久保貴史クラフトマン

ツアーB XD-3の魅力を教えてくれたゴルフ5世田谷店の久保貴史クラフトマン

この“筋金”は、構えやすいというメリットもある。

「今回の特徴はやはりクラウン部分の作り方ですね。デザイン的には構えやすいという方もいらっしゃいます」(久保クラフトマン)

久保クラフトマンの説明に同意しつつ、中村はプロ目線でこう評価する。

「もちろん構えやすいと感じる人もいると思いますが、プロ目線で言うと、フェースのトップラインとボールを見るのでまったく気にならない、という印象です。トップラインはすごくストレートで、バルジ(トウヒール方向のラウンド)もそんなに強くついてないですね。このバルジのつき方が絶妙にバランスがよくて、トウがあまり逃げすぎてたりしていないし、つかまりすぎる感じもないから、安心して振っていけます。プロが選ぶ理由はそういうところにあるんだろうなって感じます」(中村)

構えた瞬間の違和感のなさ、すんなり構えられる座りの良さ、安心感のある顔の良さ。これらを満たしていることが、プロたちのお眼鏡にかなった第一の理由だろうと二人は分析した。

高弾道、低スピンのドーンと強い球が打てる

さて、実際に打ってみよう。試打クラブのスペックは、ロフト9.5度、シャフトは「TOUR AD TX2-6」のフレックスS。実は中村はすでにこのクラブを試打済み。改めて打ってみての感想がこうだ。

「私はこれでラウンドもしているんですが、その時も今回も、やはり飛ぶというのが第一印象です。弾道は高めで、スピン量が少ない飛ぶ弾道が打ちやすい。また、前モデルに比べて直進性が高く、曲がりが減って、高弾道でドーンとしたボールが打ちやすくなりました。あとは、スウィートエリアが全体に広くなって、まんべんなく反発するように作ってある印象を受けました」(中村)

ヘッドスピード 46.5m/s
ボールスピード 64.2m/s
打ち出し角   15.8度
バックスピン  2620rpm
トータル距離  254yard

これが中村の試打データ。高打ち出し、低スピンの理想的弾道だ。

画像: ゴルフ5世田谷店のサイエンスアイで計測したデータ。超高弾道ストレートボールがいきなり出た

ゴルフ5世田谷店のサイエンスアイで計測したデータ。超高弾道ストレートボールがいきなり出た

「スピン量が少ないため、吹き上がって困る方にはピッタリだと思いますね。吹き上がらないし、かといって球が低すぎないので。また、かなり低重心になっていますので、なかなか球が上がらない人が使ってもいいでしょう」(久保クラフトマン)

カーボンクラウンであるため、音は低め。柔らかめの打球音は、カキーンという金属音を好まないプロ向けという印象だ。それでいて、打感はコンポジットクラウンにありがちなボヤけた感じがないのがいい。

画像: 純正シャフトはグラファイトデザインの「ツアーAD TX2-6」。幅広いゴルファーに対応する素直な挙動のシャフト

純正シャフトはグラファイトデザインの「ツアーAD TX2-6」。幅広いゴルファーに対応する素直な挙動のシャフト

さて、契約プロに人気で、プロが打った評価も高いとなれば、アスリート仕様のドライバーで、一般ゴルファーには敷居が高いのではと思いがちだが、そんなこともないようだ。

「ある程度ヘッドスピードのある人はロフト9.5度でいいと思うんですけど、スピンが少なすぎて球がドロップしちゃうような方は10.5度を選んでもらえば、使える幅は広いと思いますよ。10.5度だったらヘッドスピード40m/sぐらいから全然使えると思うし、9.5度なら宮本勝昌プロのように、50m/swp超えるような人でもスピンが増えすぎちゃうってことはない。今回試打した9.5度で6Sのシャフトでいうと、45m/s前後の人が合っています」(中村)

画像: 「 TOUR B XD-3」はアスリートモデルでありながら幅広いゴルフファーに試打してもらいたいクラブに仕上がっていた

「 TOUR B XD-3」はアスリートモデルでありながら幅広いゴルフファーに試打してもらいたいクラブに仕上がっていた

「ロフトやウェートの調整で細かい球筋の変化に対応できますから、一般アマチュアというよりは、アスリートもしくは競技者志向寄りの方。といっても完全にアスリート向けではなく、幅広く使えると思います。特別やさしいクラブではないですが、かといってミスヒットに弱いわけではないので」(久保クラフトマン)

豪華賞品が当たる! 「TOUR B XD-3」打つなら、買うなら“ゴルフ5”がお得です

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