ピンが“すぐそこ”に見える20ヤードはきっちりワンパット圏内に寄せたいところ。しかし、ピンが完全に視界に入っていることで、ピンを意識するあまり力が入りやすくミスしがちな距離でもある。そこで“ノリー”こと教え上手の堀口宜篤プロに、残り20ヤードからきっちり寄せるためのコツを教えてもらった!

実は20ヤードは落とし穴だらけ

まず考えなければいけないのは、クラブの選択。58度や60度を使って、ボールを上にあげて寄せる方法も考えられるが、その選択はリスクが高い。

「上にあげるアプローチは落とし場所が一点になってしまうため難易度が高い。花道からのアプローチならば、もっともリスクが低い、ピッチングウェッジ(PW)を使った転がすイメージのアプローチがオススメです」(ノリー、以下同)

ではPWを使った場合、具体的にはどこに気を付ければいいのだろう。

「まずは正しいアドレスをつくることが大切です。基本通り、グリップは短く持ってスタンスは狭め。そしていつもよりボールに近いところに立つ。ランニングアプローチになるのでボールの位置は右サイドに置きます。普段のアドレスからボール位置だけが右にずれるとフェースは若干開いてしまうので、少しフェースは閉じましょう」

画像: 正しいアドレスをつくることで、自然とハンドファーストの状態になる

正しいアドレスをつくることで、自然とハンドファーストの状態になる

正しいアドレスを作っても、力の入りがちな20ヤード、まだまだ注意することは多い。

「よく見かけるのは手だけでボールを打とうとする人。ただでさえ体に近いところにボールがあるので、手だけで打つとかなり窮屈な状態になってしまいます。しっかり体を回してスウィングするというのが基本です。また、グリップを強く握りすぎて手が思うように動かずトップしてしまう人も多く見かけます。強く握ってしまう癖のある人は、両手の親指と人差し指だけでクラブを持って練習すると、改善が期待できますので、ぜひ試してみましょう」

画像: 両手の親指と人差し指だけでクラブを持つくらいの感覚がベスト

両手の親指と人差し指だけでクラブを持つくらいの感覚がベスト

短い距離はピンまでの距離がはっきり見えてしまう分、力が入り過ぎて手打ちになりがち。しかし、このような短い距離でも、スウィングの基本通り、体を回してしっかりとフォローを取ってあげることが成功への近道といえそうだ。

動画では、様々なミスのパターンやその改善方法がより詳しく解説されている。是非チェックしよう!

画像: ピッチングウェッジを使って20ヤードをきっちり寄せる! youtu.be

ピッチングウェッジを使って20ヤードをきっちり寄せる!

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