アダム・スコットが2年ぶりに来日し、今週の日本オープンに参戦。アダムといえば、最近では長尺パターと短尺パターの2本をバッグ入れる“二刀流”も話題となったが……ギア好きゴルファーに代わって、使っているクラブについて、聞いてみた!

編集部:ここ最近、何か新しいクラブは使っている?

アダム:アイアンはとくに変えていないけど、ドライバーをTS3にしているよ。フェースの球離れも速いし、もっとスピードが出るんだ。TSは「タイトリスト・スピード」という意味があるように、ヘッドスピード、ボールスピードが上がったことが大きい。個人的にはスピードを上げて、飛距離をもっと出したいと思っていたので、とても気に入ってるよ。

画像: 契約先のタイトリストのニューモデル「TS3」がお気に入り

契約先のタイトリストのニューモデル「TS3」がお気に入り

編集部:そうなんですね。飛距離の他に、このクラブを使っていていいところは?

アダム:飛ぶドライバーでもコントロールがイマイチ、というクラブでは試合では使えないが、このTS3は、クラウン部分を薄くし、重さをトップ部分から取り除いたことにより、他の部分に重さをつけることができるようになった。だから、その結果もっと安定感が出るようになったんだよ。

画像: リアルロフトの表記だろうか、クラウン部に「10.3」と記されたアダム使用の「TS3」

リアルロフトの表記だろうか、クラウン部に「10.3」と記されたアダム使用の「TS3」

編集部:じゃあ、直進性が上がった?

アダム:そう。それにドローもフェードも自在に打ち分けられる。操作性が上がったと言えるね。それにヘッドの色が黒に戻った。大きく見えるけど、シャープに振り抜けるイメージが好き。上から構えた時にマークがついているから、方向取りもしやすくなったね。

編集部:タイトリストのドライバーって、かっこいいんだけど、ちょっとハードルが高いイメージがある。でも、このドライバーなら打ちやすそうですね。

アダム:そうだね。ぜひ打ってみてほしい!

編集部:ところで、今日は普通の長さのパターを使用。長尺はやめた?

アダム:いや、実は今週も長尺は日本に持ってきているよ(苦笑)。ホテルに置いてあるんだ。自分の中でできるだけ自然に、かつ自由にパッティングできるようにしたくて、どうしても普通の長さのパターを使いたい、とか長尺じゃないとダメだ、とか考えないようにしている。あまり考えすぎたくないし、何かに固執したいとも思わない。練習では普通のパターを使っているけど、実際試合では長尺パターの方がしっくりくるなら長尺を使う。自分がその時どう感じるかによって、どのパターを使うか決めているんだ。

画像: 練習日はスコッティ・キャメロンのブレードタイプの短尺パターを使用

練習日はスコッティ・キャメロンのブレードタイプの短尺パターを使用

編集部:なるほど……。全米プロで優勝争いをしたときは長尺パターを使っていたから、やっぱり長尺のほうが使いやすいんだな、と思ってみてましたが、そういうわけでもない?

アダム:うん。できるだけ自分のフィーリングに合わせて、自由に使いたい。クラブ選びもゴルフのスウィングも、自由さを大事に、あまり考えすぎないように心がけているよ。

画像: おかえり、アダム! 2年ぶりに来日したアダム・スコットにクラブのことを聞いてみた【直撃インタビュー】

1W:タイトリスト TS3
3W:タイトリスト TS2
3I:タイトリスト T-MB
3〜9I:タイトリスト 680フォージド
ウェッジ:ボーケイSM7(48度、54度、60度)
パター:スコッティキャメロン 

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