タイガー・ウッズとフィル・ミケルソンがサシで18ホールを戦い勝者が10億円(900万ドル)を総取りするドリームマッチ開催まで1カ月を切った。そしてこのタイミングでテレビ放映(ペイパービュー)をするターナースポーツが番組の視聴料を発表した。

高いか、安いか、「19ドル99セント」

収穫感謝際の翌日11月23日にラスベガスのシャドークリークGCで行われるザ・マッチ。さまざまなプラットフォームで放映されるようだが視聴料は一律19ドル99セントに決まったようだ。

画像: タイガー・ウッズ(左)とフィル・ミケルソン(右)果たして勝つのは!?(写真は2018年の全米プロゴルフ選手権 撮影/姉崎正)

タイガー・ウッズ(左)とフィル・ミケルソン(右)果たして勝つのは!?(写真は2018年の全米プロゴルフ選手権 撮影/姉崎正)

「20ドル弱でレジェンドのマッチが見られるなんてうれしい」「サンクスギビング(収穫感謝際)の休日に家族でマッチを観る。これ最高でしょ」という声がある一方で、タイガーの親友ジャスティン・トーマスのように「タイガーとフィルのことは死ぬほど大好き。でもマッチを観る確率は0パーセント。その時間自分はフットボールを観てる」と“観ない宣言”する人も。

18ホールのマッチだけでは味気ないが、ドラコンやニヤピンチャレンジなどを織り交ぜ、それらは勝者が指定した基金にチャリティできる演出も。

残念なのは一般のギャラリーは会場に入れないこと。スポンサー関係のVIPは入場可能だがチケットを購入して試合を観戦することはできない。その状況でどこまでリアルな真剣勝負が見られるのか?いささか疑問ではある。

タイガーがゴルフ界に登場する前の世界ナンバー1のグレッグ・ノーマンは「彼の復活は素晴らしい」としながら「なんでもかんでもタイガー一色のゴルフ界は危険」と警鐘を鳴らす。

普通ならピークを過ぎている42歳と48歳の一騎打ちを世紀のマッチと呼ぶことさえノーマンは苦い思いを抱いているようで「もっと若い世代にスポットライトを当てるべき」という。

とはいえタイガーとミケルソンだからこれだけ話題になるという事実は否めない。

「これまでで一番たやすい10億円を稼ぐ方法」とミケルソンは豪語するがラスベガスのオッズメーカーの見立ては7対3でタイガー有利。1ホール当たり5555万円の勝負を制するのはいったいどっちだ?

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