女子ツアーもいよいよ残すところあと3戦。賞金女王争いに加え、賞金シード争いも佳境を迎えているが、すでに現時点で来季のシードを確定させている選手たちもいる。中には、今季初めて賞金シードを手中にした「初シード女子」も幾人かいる。そのうちの一人、原英莉花に話を聞いた。

黄金世代イチの飛ばし屋! 原英莉花ってどんな選手?

2018年にプロテストに合格し、畑岡奈紗や勝みなみと同学年、いわゆる「黄金世代」のツアールーキー・原英莉花。LPGA(日本女子プロゴルフ協会)公式で発表されているドライビングディスタンスは全選手の中でも堂々の4位で平均飛距離は252.36ヤードと根っからの飛ばし屋。さらに師匠はジャンボこと尾崎将司だというのだから、注目されるのも当たり前のように思える。

出場優先順位を決めるQTランキングは117位だったが、リランキングで上位に食い込んで戦いの場を自らつかむと、最終的にはレギュラーツアー23試合に出場し、最高位は3位タイ。トップ10入りも5回と、多くの選手が30試合前後出場するなか、限られた試合数で約2900万円を稼いでみせ、見事初シードをつかんだ。

画像: まだ19歳の原英莉花

まだ19歳の原英莉花

来年はシード選手として年間を通してレギュラーツアーで戦うにあたって、彼女の抱負を聞いてみた。

「今私に足りていないのはショット力だと思います。自分の中でも足りていないと感じていますし、データからするとパッティングもアプローチも良くない部分です」(原)

と自分を分析。ショット、パット、アプローチ、要するに“すべて”物足りないのだという。初シードながら、それに甘んじる様子は一切ない。では、来季に向けて、具体的にはどう改善していこうと考えているのだろうか。

「パーオン率、ピンに近いところにパーオンさせるっていうことが来年以降はもっともっと大事になってくると思うので、そこを磨いていきたいというのが一番ですね。やるからには……1年間レギュラーツアーで戦うからには、賞金女王を目指して頑張りたいと思っています。今年のオフは体力面も含めて1年間しっかりと戦えるように頑張ります」(原)

とのことだった。「パーオン率」という言葉が出たが、驚くなかれ彼女のパーオン率のランキングは72.3906%で全体の5位と極めて優秀なのだ。それだけのショット力を持ちながら、ただパーオンするだけでなく、ピンの近くにパーオンさせられるようショットを磨きたいという、その言葉からも大器であることがわかる。

彼女の口から出た「賞金女王」という言葉。限られたチャンスをきちんとモノにした原英莉花は、来年の賞金女王もモノにできるか、今から楽しみな選手のひとりだ。

撮影/矢田部裕 取材大会/伊藤園レディス

画像: 潜在能力ワールドクラス「原英莉花」のスウィング分析【スウィング大辞典】 youtu.be

潜在能力ワールドクラス「原英莉花」のスウィング分析【スウィング大辞典】

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