アイドルラップユニットRHYMEBERRY(ライムベリー)のメンバー・MC YUIKAはベストスコア69の実力を持つ凄腕ゴルファー。アイアンが飛ばないのが悩みの彼女が、7番アイアンの飛距離を伸ばすべく、「飛距離アップ請負人」の異名を持つプロゴルファー・吉田一尊の元に。なんと、アドレスを直しただけで衝撃の結果となった!

学生時代は杉並学院ゴルフ部に所属し、「全国中学・高等学校ゴルフ選手権」で団体2位の成績となったこともある凄腕ゴルファー・MC YUIKA。一時期はプロゴルファーを志したが現在は音楽の道へと進み、アイドルラップユニットRHYMEBERRY(ライムベリー)のメンバーとして活動している。

今でも趣味でゴルフを楽しんでいるという彼女は、アイアンの飛距離が出ないことに悩んでいた。良い時は120ヤードほど飛ぶのだが、なかなか安定しない。そこでアイアンの飛距離アップを図るために「飛距離アップ請負人」の異名を持つプロゴルファー・吉田一尊の元を訪れた。

まずは吉田に現在の飛距離とスウィングをチェックしてもらうために一打。打球は右に反れ、96.7ヤードという結果に。その様子を見ていた吉田は、はやくもYUIKAの問題点に気づいたようだ。

「ちゃんとつかまってくると120ヤードくらいは飛ぶと思うんですが、当たりが薄くなったりトップ気味になると低く右に行く球になりやすい。(スウィングを見ると)フェースが開いて右にボールが行ってしまい、飛距離が落ちてしまっています」(吉田一尊、以下吉田)

どうすればいいか。吉田はスウィングには手をつけず、アドレスのみの変更を提案した。

「飛距離はスウィングよりもアドレスでロストする場合が多いんです。YUIKAさんのアドレスで言うと、ちょっと手が内側に入っていてヘッドファーストな状態なんですよ。そうすると当然ロフトが寝てしまいますよね。その状態でまっすぐ構えようとすると、さらにフェースを開いてしまいます。つまり、ロフトが寝てフェースが開いた、ロブショットを打つときのような状態で構えていることになるんです」(吉田)

YUIKAも「飛ばないことしかないですね……」と頷く。アドレスは自分の目では見られないため、気がつくといつの間にかズレているということが多くある。YUIKAも、気がつかないうちに“飛ばないアドレス”になっていたわけだ。

「アプローチでたとえると、ハンドファーストに構えてフェースをまっすぐにすると、ランニングアプローチになってボールが飛びますよね。ショットも一緒で、構えひとつで飛距離も変わってくるんです。ちなみに、アイアンの場合ロフトが1度変わるだけで3ヤードくらい飛距離が変わってくるんです。だから同じスウィングで打ってもアドレスで3度立てられれば9ヤード伸びる。アドレスの少しの角度の違いだけで飛距離も全然変わってきますよ」(吉田)

「角度だけで一番手くらい変わってくるんですね……」とYUIKAも驚いた様子。ではさっそく飛距離をロスしないためにアドレスで注意すべきことを教えてもらおう。

「まず、クラブをターゲット方向に倒すこと。その状態からリーディングエッジが真っすぐになるように構える。この状態を作った上でグリップするんです」(吉田)

まずロフトを立て、その上でターゲットに向ける。こうすれば、リーディングエッジを合わせる過程でフェースが開くことがない。

ここでYUIKAから質問。それは「ボール位置はどうすればいいですか?」というものだ。

「ゴルフスウィングって円運動じゃないですか。ということはボールが左に行けばいくほど、ヘッドの軌道は外側から内側へ入っていく、つまりアウトサイドイン軌道になるんです。この状態でボールに当たると擦るような動きになるのでボールは右に行きやすい。だからつかまえたいときは少しだけ右に置いたほうが、クラブがインから入ってつかまえやすくなりますよ」(吉田)

画像: 改善前のアドレス(写真左)ではヘッドファーストだったが、改善後(写真右)ではしっかりハンドファーストに。ボールの位置も右寄りになり、ロフトもわずかに立っている

改善前のアドレス(写真左)ではヘッドファーストだったが、改善後(写真右)ではしっかりハンドファーストに。ボールの位置も右寄りになり、ロフトもわずかに立っている

アドバイスを受け、改善したアドレスからもう一度打つYUIKA。113.4ヤードと約20ヤードほど飛距離がアップ! しかし目標の120ヤードにはまだ届かない。何か思うところがあったのか、すかさずYUIKAが質問を投げかける。

「ハンドファーストに構えると上から下に向けてドンと振る(打ち込む)イメージがあるんですけど、横から打つのとどっちがいいんですか?」(YUIKA)

「ロフトが立った状態で上から叩いてしまうとボールは上がりません。卓球やテニスのラケットで強打するときって面を斜め下に向けて、下から擦り上げますよね。そうするとドライブ(順回転)がかかるんですけど、ゴルフも一緒で、上からではなく横から払うだとか下から擦り上げるイメージで打つと良いですよ」(吉田)

画像: 卓球のドライブのように下から擦り上げるイメージでボールにコンタクトすると良いと吉田

卓球のドライブのように下から擦り上げるイメージでボールにコンタクトすると良いと吉田

ということで、払い打ちを意識しながらもう一打。結果は116.7ヤードと微増、「ちょっと芯を外してましたね、もう一度打ってみましょう」と吉田。すると今度はうまく芯を捉え、なんと126.3ヤード! 目標を6ヤード超える結果にYUIKAも「教えてもらう前よりも、ちゃんとボールにつかまった感触がありました!」とご満悦。

「ちゃんとハンドファーストでボールにコンタクトできていて、球筋もドロー気味のいいボールでした。これでちゃんと距離も出ると思います。アドレスって自分では気づかないことも結構あるので、人に見てもらったり、スマホで写真や動画で撮影して定期的にチェックしておけば、スウィングを変えなくても飛距離は伸びるんです」(吉田)

アドレスの改善で、レッスン前より約30ヤードも飛距離が伸びたYUIKA。飛距離が伸びずに悩んでいるゴルファー諸氏も、自分のアドレスを見直してみよう。プラス30ヤードも夢じゃない、かも!?

協力/西麻布ゴルフクラブ

画像: 誰でも簡単に飛距離が一番手分伸びる!アイアンの飛距離を伸ばすのアドレスの作り方教えます!~吉田一尊プロ~ youtu.be

誰でも簡単に飛距離が一番手分伸びる!アイアンの飛距離を伸ばすのアドレスの作り方教えます!~吉田一尊プロ~

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