プロギアの「RS」といえば、フェース面の反発性能を限界まで高めた元祖“ギリギリ”ドライバー。ドローが打ちやすい「RS」とフェードが打ちやすい「RS F」が人気だが、このたび新たに「RS Eドライバー」と「RS REDドライバー」の2モデルが加わり、四兄弟となった。果たして新たに加わった2モデルはどんなクラブなのか? シングルの腕前を持つイラストレーター・野村タケオさんがサイエンス・フィットを使って徹底試打!
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やさしくつかまる「RS E」、やさしく振り切れる「RS RED」

昨年発売された「RS」と「RS F」ドライバーの最大の特徴はなんといっても限界ギリギリまで反発性能を高めたことによる飛距離性能だろう。SLEルールギリギリの高初速エリアを広げる「Wクラウン設計」と打点のズレで生じる初速ロスを大幅に軽減する「Wモーメント設計」がほかとは違う高初速のレベルと広さを生む。コレが「RS」シリーズ共通のウリだ。

画像: シングルの腕前のイラストレーター・野村タケオ。フェードヒッターとあって、つかまりがいいというRS EとRS REDに興味津々

シングルの腕前のイラストレーター・野村タケオ。フェードヒッターとあって、つかまりがいいというRS EとRS REDに興味津々

まずは、両モデルの特徴を野村タケオさんの試打でおさらいすると、「RSドライバー」はニュートラルでつかまりの良いドライバー。フェードヒッターの野村さんが打つとフェアウェイセンターをほぼストレートな弾道でとらえた。

「RS Fドライバー」はつかまり度合いをおさえたモデル。打つとセンターに飛びだした弾道がフェアウェイやや右サイドに着弾する。ハードヒットしてもつかまりすぎないモデルといえるだろう。

画像: イラストレーター野村タケオさんが「RS」シリーズ4モデルを試打しサイエンス・フィットで計測した

イラストレーター野村タケオさんが「RS」シリーズ4モデルを試打しサイエンス・フィットで計測した

そこに新発売の2モデルが追加ラインナップされる。シリーズの中で最大の34度という大きな重心角度をもつのが、新しい「RS E」である。EはEASY(イージー)の頭文字で、その名の通り「もっともやさしく、もっともつかまる、カンタン」が最大のウリ。

RSシリーズの特徴である「Wクラウン設計」や、ヘッドの左右・上下の慣性モーメントを大きくした「Wモーメント設計」は踏襲しつつ、これまでのRSシリーズが少しハードに感じるゴルファーが、「楽につかまる」を謳ったヘッドの性能は、さてどうか。

画像: ネックの調整機能を装着せず余剰重量をヘッド後方のヒール寄りに配置しつかまりをよくした「RS E」ドライバー

ネックの調整機能を装着せず余剰重量をヘッド後方のヒール寄りに配置しつかまりをよくした「RS E」ドライバー

「フェース面の反発がギリギリで、なおかつつかまるのなら、フェードヒッターの僕には最高なはず」と野村さんが早速テストしてみると、センターに飛び出したボールが軽いドローボールでフェアウェイ左サイドに着弾した。いい弾道! だが実は本人曰く「今のはミスショット」なんだという。

「当たった場所は多分ほんのちょっと先っぽなんですよ。それでこの結果(トータル236.6ヤード)ですからね。それに、つかまりがよすぎるクラブだと引っかけが出るような当たりだったんですが、弾道を見るとキレイなドローで驚きました。芯を外したときの直進性と飛距離性能を感じました。本当に楽に振りやすかったです」(野村)

画像: センターから軽いドローで飛んだ「RS E」ドライバーの計測データ(サイエンス・フィットで計測)

センターから軽いドローで飛んだ「RS E」ドライバーの計測データ(サイエンス・フィットで計測)

実際、野村さんの試打結果の通り「RS E」ドライバーは、ネックのロフト調整機能など重量がかさむパーツは装着せず、余剰重量をすべて重心角を増やすためにヘッド後方のヒールよりに配置。そのため重心角34度というやさしくつかまるヘッドとしての性能を得たという。

ためしに「RS F」と「RS E」を平らなテーブルに置いてみるとフェースの上を向く度合いの違いが見た目にもわかる。より上を向いている「RS E」のほうがつかまり性能が向上しているというわけ。実際、重心角34度は市販ドライバーの中でももっとも大きい部類に入る数値だ。

その後何球か試打を重ねると、「RS」や「RS F」を打った場合に比べ、バラツキが減っているのが明らかにわかる。「RS E」専用のSPEEDER EVOLUTION for PRGRを搭載した45.5インチで走りの良さと、総重量は308グラム(Sシャフト)とある程度重さがあることで、スウィングのブレが減っているのかもしれない。

画像: 写真左の「RS F」よりつかまり度合いを示す重心角が写真右の「RS E」のほうが大きいことが見た目にもわかる「RS E」

写真左の「RS F」よりつかまり度合いを示す重心角が写真右の「RS E」のほうが大きいことが見た目にもわかる「RS E」

「RS E」を試打した段階ですでに大満足といった感じの野村さんだが、RSシリーズは冒頭で述べたように四兄弟。続いては、「振り切って、スピードで飛ばす」と謳う「RS RED」を見てみよう。

画像: シャロ―ヘッドで球を上げやすく、総重量270g台でスピード感ある振り抜きが特徴の「RS RED」

シャロ―ヘッドで球を上げやすく、総重量270g台でスピード感ある振り抜きが特徴の「RS RED」

最大の特徴は、フェース厚を薄くしたシャローヘッドで球を上げやすくなった点。フランジ幅を広くとった新鍛造カップフェースにより、シャロ―ヘッドでも広いたわみを実現し、ギリギリの高初速を踏襲している。ほかの3モデルより軽量で簡単にいえば「振り切れ加速するギリギリRS」だ。

その試打結果に、野村さんも驚いた。

「重量が軽いというけれどアマチュアゴルファーには一般的な重さだし、手元がある程度しっかりしているので頼りない感じはしない。だから振り切れるんだと思います。実際、ヘッドスピードもボールスピードも上がっていますね! しかも少しヒール寄りに当たったんですけど、計測した弾道を見たらスライスしていないんですよ。これには驚きましたね。ヒールヒットに強いのはフェードヒッターにはすごくありがたい。当たり負けするような感覚もないし、シャープに振り抜ける印象です」(野村)

画像: ヒールヒットでも軽いドローで飛距離もでた「RS RED」の計測データ(サイエンス・フィットで計測)

ヒールヒットでも軽いドローで飛距離もでた「RS RED」の計測データ(サイエンス・フィットで計測)

「RS E」のつかまり性能に驚いていたら、「RS RED」も同等、あるいはそれよりさらにつかまることがわかったというわけ。フジクラと共同開発したという「RS RED」専用のSPEEDER EVOLUTION for PRGRシャフトは、46インチで46グラム(S)と軽量ながら手元剛性が高く、野村さんが振っても、本人が言うように頼りなさはない。

また、力まず振り切れた結果、ヘッドスピードもボール初速もアップ。カップフェースを採用したことでフェース全体の反発が上がり芯を外したときの直進性の良さも際立つ結果となった。

画像: ややヒールを食った「うわ、スライスしそう!」という弾道も、見事フェアウェイの幅に収めてくれた「RS RED」

ややヒールを食った「うわ、スライスしそう!」という弾道も、見事フェアウェイの幅に収めてくれた「RS RED」

新たな2モデルを含む「RS四兄弟」を改めてすべて打った野村さんに、自分ならどのモデルを選ぶか聞いてみた。

画像: やさしくつかまる「RS E」、やさしく振り切れる「RS RED」

「弾道に注目してみると『RS E』ですね。やっぱり楽につかまってくれて、しかも左への引っ掛けの心配もない。見た目も構えやすいですしヘッドの色が以前のような黒でなくグレーなので大きく見えて安心感があります。打感もいいし、芯を外しても飛んでいたのにはビックリしました。ミスヒットした時でも高初速を実現といううたい文句に偽りなしですね」

対して「RS RED」はどうだっただろうか。

「実はこちらのほうが『RS E』より飛んでいたんです。最初は僕には少し軽いかなと思ったけど、柔らか過ぎず軽過ぎず、バーンと振り切れましたね。ただ、元々僕は球が上がるほうだし、振っていくタイプなので、今回の試打では『E』の方を選びました。まあ、完全に好みですよね」

「RS RED」は振り抜きやすいドライバーに合わせて、FWやUT、アイアンとフルラインナップされていることにも注目だ。

画像: 「RS RED」はドライバーだけでなく、FW、UT、アイアンまでラインナップされている

「RS RED」はドライバーだけでなく、FW、UT、アイアンまでラインナップされている

4モデルのラインナップがそろった「RS」ドライバー。やさしくつかまえてくれる「RS E」ドライバーと振り切りがよくスピード感抜群の「RS RED」ドライバーが加わったことで、幅広いゴルフファーが自分に合ったモデルを選べるようになった。

最後に、これは確認になるが、どのRSを選んでも、そのフェース面は全数検査された“ギリギリ”の反発性能を持っている。今までは中上級者だけが味わえたギリギリフェースの恩恵を、より多くのゴルファーが享受できるようになったわけだ。

この春、“ギリギリ”がさらに日本全国津々浦々に広がっていきそうだ!

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