「テークバックの始動でヘッドがスムースに動かせない人は注目です!」とUSLPGA(米女子プロゴルフ協会)のティーチング会員でレッスンプロの小澤美奈瀬。今回は飛距離を伸ばす『4連発ドリル』を美奈瀬プロがレクチャーしてくれる。

みなさん、こんにちは。USLPGAティーチング会員の小澤美奈瀬です。今回は、ヘッドがスムースに動くようになる、『4連発ドリル』を一緒にやっていきましょう!

画像: ヘッドがスムースに動く『4連発ドリル』とは一体どんな練習法なのだろうか。

ヘッドがスムースに動く『4連発ドリル』とは一体どんな練習法なのだろうか。

ゴルフでは、アドレスで静止している状態からクラブをテークバックをスタートする、『静』から『動』への動きが難しいと良く言われます。体が固まったり、クラブをどこに上げていいか迷ったりで、酷くなるとパットイップスやショットイップスになることもありますから大変です。そうならないために、ちょっとテークバックに不安があるという人にお勧めのドリルが、この『4連発ドリル』なんです。

このドリルは名前の通り、縦に4個並べたボールを連続して打っていくドリルです。ヘッドの重みを感じて振りやすいし、連続して振りやすいので、クラブはPWなど短めのアイアンを使いましょう。

画像: PWなどの短めのアイアンで縦に4個並べたボールを連続して打っていこう

PWなどの短めのアイアンで縦に4個並べたボールを連続して打っていこう

一番手前のボールに構えて打ったら、フィニッシュの位置からクラブを戻しながら前に進み、2個目の球を打ちます。これを4個のボールを連続的に打っていきます。最初のボールを打つ時は『静』から『動』ですが、2個目からは『動』から『動』なので、テークバックでクラブがスムースに上がっていきます。そして、フィニッシュからクラブを戻して上げていくので、自然に適正な軌道が決まってくるので、スウィング全体もスムースに振れるようになります。

あとこの『4連発ドリル』良い所は、連続して振っていくことで遠心力が加わってきて、ヘッドの重みを感じながらスウィングが出来るので、手首が柔軟に使えるようになりコックが自然に生まれます。だから、コックの使い方が分からないという人にもおすすめなんです。もちろん、ヘッドスピードも飛距離もアップしますよ。

このドリルをやる時の注意点ですが、4つのボールを打つ時に、一回打つごとにボールにセットアップをしていては意味がありません。フィニッシュから戻してくる反動でクラブをトップまでもってきて、とにかくテンポよく振っていけたらいいかなと思います。

練習場のマットの縦幅が狭い時は、ボール1個でもOKです。アドレスでボールより左側にヘッドを少し浮かせてセットしておき、そこから戻してきてテークバックすることでスムースにヘッドが引けるし、遠心力も感じられるので連続打ちと同じ効果が得られます。

さあ皆さん、『4連発ドリル』でナイスショットを連発しましょう!

撮影協力/ヒルズゴルフアカデミー

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