日本のゴルフ界の発展に貢献した人物や団体を表彰するゴルフダイジェスト・アワード。今年の表彰式の模様を、レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞した吉田洋一郎が自らレポート!

ゴルフ界に貢献した人物や団体への賞

みなさんはゴルフダイジェスト・アワードをご存知でしょうか。日本のゴルフ界の発展に貢献した個人や団体を表彰する賞なのですが、2年前に招待状が来るまでその存在を知りませんでした。

初めて招待されたときはその規模感や雰囲気に感動。キャピトル東急ホテルで業界関係者400人以上が集まる中、各賞受賞者が金屏風の前に登壇して表彰されます。そして会場ではローストビーフやお寿司などおいしいご飯や飲み物が振舞われ、たくさんの関係者と楽しく話をすることができます。

【今年の受賞者一覧】
レッスン・オブ・ザ・イヤー:Dr.クォン&吉田洋一郎
読者大賞:チェ・ホソン
ジュニア大賞:安田祐香
クラブ・オブ・ザ・イヤードライバー部門:M3/M4
クラブ・オブ・ザ・イヤーアイアン部門:スリクソンZシリーズ

ゴルフダイジェスト・アワードではレッスン・オブ・ザ・イヤーはもちろん、ゴルファーに貢献したゴルファーやクラブなども表彰します。

読者大賞には昨年「カシオワールドオープン」を制した変則スイングで話題のチェ・ホソン選手が選ばれました。スピーチでは冒頭に「私は田舎者です」などと自虐ネタを仕込み会場を沸かせていましたし、日本ゴルフツアーへの熱い思いを語っていて好感が持てました。今年はチェ・ホソン選手のスイングだけではなく、しゃべりにも期待です。

画像: 昨シーズン「カシオワールドオープン」を制したチェ・ホソン。個性的なスウィングが世界中で話題となり、読者大賞を受賞

昨シーズン「カシオワールドオープン」を制したチェ・ホソン。個性的なスウィングが世界中で話題となり、読者大賞を受賞

ジュニア大賞には「オーガスタナショナル女子アマ」で3位Tとなった安田祐香選手が選ばれました。安田選手は翌週の「アジアパシフィック女子アマ」を制し、もはやジュニアの枠を超えて世界に名の知れた選手となっています。今後のプロ転向やメジャー挑戦でどのような活躍をするのか楽しみです。

画像: レギュラーツアーでも活躍した安田祐香。ジュニア大賞を受賞した

レギュラーツアーでも活躍した安田祐香。ジュニア大賞を受賞した

クラブ・オブ・ザ・イヤーのドライバー部門では、タイガー・ウッズをはじめとするテーラーメイド契約選手の活躍が目覚ましかった「M3/M4」が選ばれました。

アイアン部門では国内ツアー優勝者が使用し話題となった、スリクソンZシリーズが選ばれました。

画像: 2019年レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞したヤン・フー・クォン教授(左)と吉田洋一郎(右)

2019年レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞したヤン・フー・クォン教授(左)と吉田洋一郎(右)

この表彰式では受賞のお祝いビデオメッセージが流れるのですが、豪華な面々が揃いました。チェ・ホソン選手には選手会長の石川遼選手が素晴らしいお祝いのメッセージを送ってくれていました。

クォン教授にはタイガー・ウッズの前コーチのクリス・コモが、クォン教授のリサーチや人柄の素晴らしさを称賛していました。そして、私にはデビッド・レッドベターから身に余るメッセージを送ってくれたのでご紹介します。

「私の良き友人でもある素晴らしいゴルフコーチのヒロ(吉田洋一郎)、2019年のゴルフダイジェスト・レッスン・オブ・ザ・イヤーの受賞おめでとうございます。彼は長年優秀なコーチとして素晴らしい成果をあげています。私も来日して長年彼と親交があります。彼は多くの記事を書き、初心者からツアープロまであらゆるレベルのゴルファーに貢献してきました。明らかに彼はアジアのトップコーチの一人と評価すべきです。彼は素晴らしいコーチであり、非常にコミュニケーション能力が高い人物です。また、ここアメリカでは私がレッドベターですが、アジアでは彼がレッドベターになれるでしょう」

欧米では多数ある表彰制度

日本ではゴルフティーチングの賞は限られたものしかありませんが、欧米では全米のゴルフコーチのランキングやPGAのティーチャー・オブ・ザ・イヤー、州ごとの賞などたくさんの表彰制度があります。

知り合いのアメリカのコーチは日頃から勉強を重ね、受賞することを目標にしていると言っていました。

私がゴルフティーチングを始めたころ、メディアに出て立派な賞までいただけるとは想像すらしていませんでした。今回ゴルフダイジェスト・アワードで表彰され、スピーチができたことに感激しましたし、今後更に向上していこうと気持ちを新たにしました。

最後にこのような素晴らしい表彰式を開催していただいたゴルフダイジェスト社には心から感謝をしています。今後更に努力を重ねて、前例のないレッスン・オブ・ザ・イヤー2年連続受賞を目指したいと思います!?

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