2019年1月1日より施行された新・ゴルフ規則。はたしてみなさんは新ルールに則って正しくプレーできている?「GOLF DIGESTゴルフルール早わかり集2019-2020」より、OB救済に関するクイズをご紹介しよう。

2019年1月1日より施行された新・ゴルフ規則。ピンを差したままパットして良くなったり、ボールのドロップが「肩の高さ」から「ひざの高さ」になったりと大小様々な変更がなされている。

施行から約5カ月が経過し、多くのゴルファーが新ルールのもとプレーを行ったことだろうが、はたして新ルールに則って正しくプレーできているだろうか。ゴルフルールクイズを通して確認してみよう。

最初の球も暫定球もOB。最初の球にローカルルールを適用し、次打を4打目としてプレーできる?

画像: 1打目も暫定球もOB。このとき「2罰打で救済エリアにドロップできる」というローカルルールを最初の球に適用できる?

1打目も暫定球もOB。このとき「2罰打で救済エリアにドロップできる」というローカルルールを最初の球に適用できる?

【問題】
“OBだった場合は、2罰打で救済エリアにドロップできる”という新しいローカルルールがあるコースでのプレー。ティショットが“OBかもしれない”ので暫定球を打ったのだが、最初の球がOBゾーンで見つかり、暫定球もOBに。暫定球を無視して、最初のOBだった球にローカルルールを適用し、プレーを続けることはできるのだろうか?

正しいのは、次の(a)(b)どっち?

  • (a)最初に打った球にOBのローカルルールを適用し救済エリアから2罰打でプレー。次打は4打目
  • (b)OBとなった暫定球にローカルルールを適用し救済エリアからプレー。次打は6打目
  • (a)最初に打った球にOBのローカルルールを適用し救済エリアから2罰打でプレー。次打は4打目
    35
    4115
  • (b)OBとなった暫定球にローカルルールを適用し救済エリアからプレー。次打は6打目
    65
    7636

正解は(b)。暫定球がインプレーの球となり、次打は6打目となる。

【解説】
ショットした球がOBや紛失球になる可能性があると判断して暫定球を打ったとき、その最初の球がペナルティエリア以外のコースでOBや紛失球となっていれば、暫定球がインプレーの球となり優先される。したがって、最初の球にOBや紛失球のローカルルールを適用することはできない(ゴルフ規則18.3c)。この問題のように暫定球もOBだった場合は、暫定球にローカルルールを適用し、プレーをつづけることができる。

みなさんは正解できただろうか。正しいルールを知って、楽しくプレーしよう!

ルールで迷ったら「GOLF DIGESTゴルフルール早わかり集2019-2020」をチェック!

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