昨年プロテストに合格し迎えたルーキーイヤーの今年、サロンパスカップで鮮烈な勝利を収めた渋野日向子。眩しい笑顔とキレのあるスウィングで一気にゴルフファンの注目を集めた渋野のクラブセッティングを紹介!

現在パーオン時平均パット数で1位、ラウンド平均パット数で2位の渋野。パット数の指標が良いと、パーオン率の指標は悪い傾向がある(アプローチの機会が増えれば、その分パット数は減りやすいため)が、パーオン率も34位と悪くない。

画像: ドライバーは「G410プラス」。比嘉真美子、鈴木愛もこのドライバーで勝利している

ドライバーは「G410プラス」。比嘉真美子、鈴木愛もこのドライバーで勝利している

ショットとパットが噛み合っている状態で、バーディ数3位、イーグル数は1位と高い攻撃力を示している。切れ味鋭いショットでロングレンジからもグリーンを狙い、積極的にバーディ、イーグルを狙う……。唯一悪い指標が「ダブルボギー回避率(75位)」であることからも伺えるアグレッシブなプレーを支えるのは、5本のウッド、そして5番からセットされたアイアンと、“上に厚い”14本だ。

画像: 3番ウッドはスピンの少ない「LST」を採用。ロフトも14.5度と少なめだ

3番ウッドはスピンの少ない「LST」を採用。ロフトも14.5度と少なめだ

ドライバーはピンのG410プラス。表示ロフト10.5度を1度マイナス、3度フラットに調整し、ウェートはドローポジションに。強烈な弾きをもたらすスピーダーエボリューションVシャフトを装着したスペックは、飛ばそうという意図が見えるようだ。

3番ウッド以下ズラリと並んだG410のウッド類に関して、渋野は言う。

画像: ユーティリティ(ピンの呼称はハイブリッド)までG410で統一

ユーティリティ(ピンの呼称はハイブリッド)までG410で統一

「ウッド類はすべて新しいモデルの『G410』に変えました。新しいモデルは飛距離と方向性が上がってるので、その分思い切り振っていける。自分の持ち味を生かせるクラブに出会えた。打った瞬間に良いって感じました」(渋野)

ウッド類はすべて約3度フラットになるようにネック部分で調整。渋野のハンドダウンなアドレスにマッチさせるためだという。このあたりのクラブを人に合わせる調整は、一貫してフィッティングに力を入れるピンのお家芸と言える。

画像: アイアンはi210。その下はグライドフォージドウェッジ へとつなぐ

アイアンはi210。その下はグライドフォージドウェッジ へとつなぐ

基本のスペックで5番26度、7番33度、PWで45度と、今どきのアイアンとしてはロフト設定がストロングではないアイアンとのつながりも良さそう。アマチュアの参考にもなるセッティングと言えそうだ。

画像: 渋野日向子の14本のセッティング

渋野日向子の14本のセッティング

【渋野日向子の14本】
1W:ピン G410プラス(10.5度、スピーダーエボリューション5 569、S ※ロフトマイナス1度、3度フラット)
3W:ピン G410LST(14.5度、スピーダーエボリューション4 569、SR ※3度フラット)
5W:ピン G410(17.5度、スピーダーエボリューション4 569、SR ※3度フラット)
3U:ピン G410(19度、ダイヤモンドスピーダー HB7、S ※3度フラット)
4U:ピン G410(22度、ダイヤモンドスピーダー HB7、S ※3度フラット)
5〜W:ピン i210(MCI80、R)
52、58度:ピン グライドフォージド(KBSツアー90、R)
PUTTER:ピン シグマ2 アンサー
BALL:タイトリスト プロV1

*2019年5月22日15時50分 誤字を修正いたしました

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