クラブ契約フリーの葭葉ルミが、一風変わったクラブをバッグに入れた。その正体は……試打クラブ!?

話の発端は、葭葉が師事するコーチが、ニチレイレディス会場のギャラリープラザ(ギャラリー向けの飲食・物販スペース)に椅子を買いに行ったこと。そこでコーチは、スリクソンのアイアン型ユーティリティを見つける。

画像: 飛ばし屋・葭葉は「195〜200ヤードキャリーするクラブ」を探していた

飛ばし屋・葭葉は「195〜200ヤードキャリーするクラブ」を探していた

見れば“試打用”のラベルが貼られたいわゆるひとつの試打クラブ。つまりは中古。値段もスチールシャフト装着モデルが4000円、カーボンシャフト装着モデルが5000円と安価だったことから、自分用にと購入した。

画像: シャフトには「試打用」のシールが貼られている。まさかこれがプロのバッグに収まるとは……

シャフトには「試打用」のシールが貼られている。まさかこれがプロのバッグに収まるとは……

それを「半分冗談で」葭葉に使わせてみたところ……これがズバッとセッティングの急所にハマり、急遽練習ラウンドでテストを行うことに。

「ちょうど190から200ヤードを打てるクラブを探していたんです。高さも出ているので、パー5の2打目や長いパー3で風がアゲンストのときなんかに使えそうと思ったんです」(コーチ)

画像: コーチがギャラリープラザで購入した「Z-U65」の4番(23度)と5番(26度)

コーチがギャラリープラザで購入した「Z-U65」の4番(23度)と5番(26度)

葭葉は、5番ウッドでも215ヤードのキャリーが出せる女子ツアーでイチ、ニを争う飛ばし屋だが5番ウッドが飛ぶだけに、アイアンとの“つなぎ”的番手が求められていたようだ。

そんなわけで練習ラウンドでテストされた“試打クラブ”、葭葉の評価はこうだ。

「これは面接通過です。本採用ですね。ラインも出るし高さも出ます。(今まで使っていた)ユーティリティよりもイメージが出しやすいです」(葭葉)

画像: 練習場でテストし好感触。練習ラウンドでも結果を残したことから本戦での採用が決まった

練習場でテストし好感触。練習ラウンドでも結果を残したことから本戦での採用が決まった

もともと、「どうせシャフトも替えるから、『試打用』のラベルが貼ってあっても気にしない」と考えていたが、なんと試してみたらシャフトもそのままでいける、ということに。本当に、ギャラリープラザで2本合計9000円のクラブが、そのまんまプロのバッグに収まってしまったわけだ。ついでに言えば、「試打用」のラベルも剥がさないそうだ(笑)。

というわけで、ニチレイレディスでの“採用”が決定した「試打クラブ」。もしかしたら、どこかの試打会であなたが打ったクラブかも!?

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