滑りやすい、コースでは履けないというイメージがあったスパイクレスシューズだが、愛用しているプロがいるようにその機能の進化が凄まじい。取り外しや交換可能なスパイクをつけないからこそあらゆる技術を応用して作られているスパイクレスシューズの魅力に迫る。

スウィングのしやすさについては、ソールとアッパーの硬さが重要

「ソールにある程度の硬さがあり、シューズのつま先側とかかと側を持ってねじったときにある程度の抵抗感があるほうが、足をしっかり“蹴れる”のでスウィングはしやすいと思います。アッパーにもある程度の剛性感があったほうがシューズの中で足が動いてスウェイするようなことは起こりにくいですが、足が幅広の人などは、少しやわらかめのアッパーのほうがフィットしやすいかもしれません」(神谷氏)

そして意外に見落としがちなのがシューズ全体の形状だ。モデルごとのデザイン差だけでなく、メーカーによって幅や履き口の形状などの傾向もある。そのため同じ26センチのシューズを履き比べても、フィットするモデル、フィットしないモデルがあるし、メーカーによっては1サイズずらしたほうが合うようなケースもめずらしくない。必ず前後のサイズも履き比べて決めるようにしたい。

画像: 薄芝でも季節を問わずにグリップ力を発揮するスパイクレスシューズ(撮影/小林司)

薄芝でも季節を問わずにグリップ力を発揮するスパイクレスシューズ(撮影/小林司)

最後に、広く普及しつつあるダイヤル式のシューレースについて聞いてみた。

「ダイヤル式は足全体をバランスよくホールドしてくれ、何より手軽なのが最大のメリットですが、プレー中にゆるむこともあるので万能とは言えません。それでも、ヒモがほどけたときよりは手軽に締められるとは思います。一方で従来のヒモは、締めどころを自由に調節できるのが利点です。土踏まず部分をしっかり締めたいとかつま先側はゆるめにしておきたいなど、好みの履き方がある人はヒモの自由度が生きると思います。また、すごく甲高とかつま先側が幅広いなど足の形が個性的な人も、ヒモがおすすめですね」(神谷氏)

ゴルフシューズは、高機能化するとともに選択肢が増え、むしろ選ぶのが難しくなっている感もあるが、自分に合った1足に出会えればプレーの快適度は確実にアップする。「次の1足」は、いままでよりもちょっとていねいに選んでみてはどうだろうか。

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