AIG全英女子オープンで日本人42年ぶりとなるメジャー優勝を果たした1998年生まれ、岡山県出身の渋野日向子(しぶの・ひなこ)。いまもっとも波に乗っている“スマイルシンデレラ”渋野日向子の14本とは?

2度の優勝を引き寄せた「エースパター」の存在が大きい

2019年5月に開催されたサロンパスカップでのプロ初優勝に続き、7月のアネッサレディスでも2勝目を挙げ、いま、最も旬なプレーヤーでもある渋野日向子。大ブレークの要因を本人は、「パター」と語る。

「(初優勝した)サロンパスの前あたりからスタッツ的にも、パーオン数の平均パット数(7月14日現在、2位)が上位だったので自信はありました。この『シグマ2 アンサ―』は、柔らかい打感で、しっかりと打てるところが気に入っています。もともと、打ち方がインサイドアウトだったので、ピン型が苦手で、すっとマレット型を使っていましたが、2年前にコーチからピン型を勧められて使うようになり、今ではすっかり武器になりました」

画像: 2 勝目を挙げたアネッサレディス最終日も「よく入ってくれて、気持ちを楽にしてくれましたね」と絶対的な信頼感を寄せる1本。パター「ピン シグマ2アンサ―」

2 勝目を挙げたアネッサレディス最終日も「よく入ってくれて、気持ちを楽にしてくれましたね」と絶対的な信頼感を寄せる1本。パター「ピン シグマ2アンサ―」

他のクラブについては、「ウッドのヘッドの大きさですね」と、構えたときの安心感をポイントに挙げる。

「ドライバーやフェアウェイウッドは、とくに大きいヘッドが好きですね。『G410』シリーズは、大きくて直進性が高く、思い切り振っていけます。構えたときに左に行きそうな感じがまったくないので、それができるのだと思います」

ティショットや、グリーン上のパフォーマンスは「これまでにないぐらい自信を持って、臨めています」と話す渋野。破竹の勢いは、まだ当分、続きそうだ。

画像: 2度の優勝を引き寄せた「エースパター」の存在が大きい

【渋野日向子の14本】
1W:ピン G410 プラス(10.5度、スピーダー エボリューションⅥ 569、硬さSR)
3W:ピン G410 フェアウェイウッドLST(14.5度、スピーダー エボリューションⅥ 569、硬さSR)
5W:ピン G410 フェアウェイウッド(17.5度、スピーダー エボリューションⅥ 569、硬さSR)
3UT・4UT:ピンG410 ハイブリッド(22度・26度、ダイヤモンド スピーダー HB-7、硬さS)
5I~PW:ピン i210 アイアン(MCI 80、硬さR)
AW:ピン グライド フォージド ウェッジ(51度・55度、KBS ツアー90、硬さR)
PUTTER:ピン シグマ2アンサ―

週刊ゴルフダイジェスト7/30号「pro's spec」より。撮影・大澤進二

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