19日から始まる「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」の所属でホステスプロの香妻琴乃。前半は怪我に悩まされ予選通過も難しい状況が続いたが、ホステスプロの試合を迎える香妻琴乃、山村彩恵の心境を聞いてみた。

所属契約やスポンサー契約している企業が開催する大会は、そのバックアップを受けている選手にとって特別な意味を持つ。いわゆる「ホステス(ホスト)プロ」と呼ばれ「契約企業の冠大会で優勝するのが一番の恩返し」なんて言われるくらいプレッシャーがかかるのだ。

今週開催される「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」は香妻琴乃、山村彩恵が所属契約、原江里菜、堀奈津佳、勝みなみ、吉本ひかるがウェア契約と契約選手も多く華やかなイメージがある。所属契約が今年で8年目となる香妻琴乃と山村彩恵に話を聞いた。

画像: ホステスプロとしてサマンサタバサレディースを迎える香妻琴乃

ホステスプロとしてサマンサタバサレディースを迎える香妻琴乃

香妻は昨年悲願の初優勝を挙げた。しかし、今季は怪我に悩まされ、予選通過もままならない状況。出場15試合のうち10試合で予選落ち、1試合は棄権と、苦しいシーズンを過ごしている。

「前半戦は少し怪我が多くて、3月・4月は試合に出られないこともあってちょっと調整に苦しんだ部分もあったんですけど、今週ホステスの大会ですし、この試合をきっかけにどんどん成績が良くなっていったりしているので、今週しっかりいつも応援してくれているファンやスポンサーのみなさんにいい結果を見せて、後半戦につなげていきたいと思います」(香妻)

人気プロである香妻が活躍すればツアーは盛り上がる。ホステス大会での活躍に期待だ。

同じく所属契約8年目の山村彩恵は今回の意気込みをこう話す。

「今年8年目で、これまでなかなか期待に応えられなかったので、今年こそはという気持ちはすごくあります。気持ちで空回りしないように、まずは自分のゴルフをしっかりできるようにすれば、観てくれる人も楽しんでもらえると思うので、それが一番ですね。自分らしいアグレッシブなゴルフを最初から最後まで笑顔でやり切りたいです」(山村)

上田桃子のゴルフを学ぶため、上田の練習ラウンドに歩いてついていくなど、貪欲な姿勢を見せている山村。彼女も、ホステスプロとして出場するこの試合で活躍し、浮上へのきっかけをつかみたい気持ちは強いはずだ。

華やかな試合で闘志を燃やすホステスプロたち。彼女たちの戦いにも注目したい。

取材大会/サマンサタバサレディース  撮影/矢田部裕

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