1999年生まれ、東京都出身の稲見萌寧(いなみ・もね)。ツアールーキーの今季、センチュリー21レディスで初優勝を遂げた。そんな彼女の選んだ14本のクラブとは?

「アッタス11」に替えたらしなり感がマイルドに。強く叩けるようになりました

ツアールーキーながら、トップ10入り5度と堂々の成績を収め、「センチュリー21レディス」でさっそく初優勝を果たした稲見萌寧。

クラブ選びのポイントは「構えたときの第一印象。構えたときの顔が良くないと絶対にダメです。手に伝わるものは二の次です。『無理』と思ったら、どんなに打感が良くても打てません」と、構えたときのフィーリングを大事にしている。

予選落ちした「リゾートトラストレディス」後に行った、ウッド系クラブのシャフトチェンジも、状態が上向く転機になった。

「もともと、しなりが多すぎると違和感を感じてしまうタイプだったのですが、新しく『アッタス11』に差し替えて、私にとって、ほどよいしなり感に。代わりにもう少し欲しかった強く叩く感覚を感じられるようになりました」

画像: 「資生堂レディス」で、シャフトを「ジ・アッタス」の5Sから「アッタス11」の5Xに変更。「私には、ドンピシャでした」とスウィング時の“しなり”の感覚がマッチしたという

「資生堂レディス」で、シャフトを「ジ・アッタス」の5Sから「アッタス11」の5Xに変更。「私には、ドンピシャでした」とスウィング時の“しなり”の感覚がマッチしたという

とくにドライバーとの相性が抜群だったという。アイアンに関しては「そこが私の生命線」とショットの精度には自身があるという稲見。

「『P770』は、もう3年ぐらい使ってます。フェースコントロールが自分のイメージ通りにでき、ツアーでも大丈夫という手応えもできました」

画像: テーラーメイド「P-770 フォージド」を3年近く使用し続けているという。「色々と試していますが、これ以上いいものがないと替えられない」

テーラーメイド「P-770 フォージド」を3年近く使用し続けているという。「色々と試していますが、これ以上いいものがないと替えられない」

ドライバーの精度を高め、自信のあるアイアンで一気にピンに寄せていく。理想とするゴルフの青写真をしっかりと整えてツアー初優勝をたぐり寄せた稲見の、2勝目に期待だ。

画像: 稲見萌寧の14本

稲見萌寧の14本

【稲見萌寧の14本】
1W:キャロウェイ エピックフラッシュ(9度、アッタス11、硬さX)
3W:キャロウェイ エピックフラッシュ(15度、アッタス11、硬さX)
5W:キャロウェイ エピックフラッシュ(18度、アッタス11、硬さX)
4・5UT:テーラーメイド グローレF2 レスキュー(22・25度、アッタス65 HY、硬さS)
5I~PW:テーラーメイド P-770 フォージド(NSプロ 950GH、硬さR)
AW・SW:タイトリスト ボーケイSM7(52・58度、NSプロ 950GH、硬さR)
PUTTER:オーワークス ツアー ダブルワイド
ボール:キャロウェイ クロムソフトX

週刊ゴルフダイジェスト8/13号「pro's spec」より 撮影/小林司

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