パットでもショットでも、ミスヒットして球が曲がる原因の多くは、打った直後に顔を上げて球を目で追う動作、いわゆる「ヘッドアップ」。なかなか直りにくいこの動きも、エアコンの効いた室内で簡単に直すことが出来ますよ、というのがUSLPGAティーチング会員の小澤美奈瀬だ。やり方を教えてもらおう!

ヘッドアップを防ぐには1円パットドリルが超有効!

みなさんこんにちは、USLPGAティーチング会員の小澤美奈瀬です。ココのところ猛暑が続きますが、みなさん、夏バテしていませんか? こう暑いと、練習をする気も起きないですよね~。でもゴルフの練習は継続が大事、ちょっとでも良いから球を打つことが上達への近道になります。そんな暑い夏にうってつけの、室内で簡単にできる練習を紹介したいと思います。

用意してもらうのは、パターにボール、そして一円玉です。あと、パターマットがあったらそこでやってもいいですし、なければ居間のカーペットの上でも畳の上でも構いません。この練習自体はパット練習なんですが、パットだけじゃなくてショットにも効果があります。なぜなら、ヘッドアップやルックアップを直すためのドリルだからなんです!

画像: 小澤美奈瀬「1円があればできちゃうドリルです!(浮き輪は関係ないですよ★)」

小澤美奈瀬「1円があればできちゃうドリルです!(浮き輪は関係ないですよ★)」

それでは、さっそくやっていきましょう。まず、パターマットやカーペットの上に用意した一円玉の上にボールを置き、打つ距離を決めて目標物を置いておきます。打つ距離を決めるのが重要! でも準備はこれだけ。あ、一円ではなく、500円玉でもいいかなと思うかもしれませんが、500円玉は厚みが少しだけ多くあってソールで引っかかることもあるので、1円がいいんです。

やり方は簡単で、下のコインを打たないように、ボールの芯をフェースの芯できちんととらえるようにヒットします。そして、打った後に転がるボールを見ずに、ボールの下にあった一円玉を見続けるようにします。

画像: しっかりと芯でとらえるようにしてくださいね!

しっかりと芯でとらえるようにしてくださいね!

たとえば3メートルくらいの距離だったら、ボールが目標物に到達するまで、一回も視線を上げず、一円を見続けるようにします。距離が5メートルくらいになったら、ボールが3~4メートルくらいまでは目線を上げずにいるようにすればいいでしょう。タイガー・ウッズは6メートルのパッティングだと5メートルくらいまではボールを見ません、それくらいずっと下を見ていますよね。

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