1998年生まれ、新潟県出身の高橋彩華(たかはし・さやか)。2016年に日本女子アマチュア選手権を制し、2018年にプロテストに合格。2019年6月のニチレイレディスで2位になるなど、初優勝と来季の賞金シード権獲得を目指す。そんな彼女の選ぶ14本のクラブとは?

クラブは見た目とやさしさを重視

2016年に日本女子アマを制覇した実績を持つ高橋彩華。6月のニチレイレディスでは、プレーオフの末の2位と、その実力の片鱗を見せつけた。

そんな高橋のクラブ選びは、「見た目」と「やさしさ」を重視している。とくにアイアンでこの2項目を満たすことが欠かせないという。

「アイアンはトップラインが薄く、構えたときに真っすぐ見えるものが好きです。でも、マッスルバックになると“やさしさ”が消えてしまうので、使うのはなかなか難しいです。この『ツアーB X-CB』は、見た目はとてもシャープですが、楽に球が上がってくれて、球のコントロールもしやすいので気に入っています」

画像: シャープな見た目と上がりやすさが魅力のアイアン。「ブリヂストン ツアーB X-CB」(構えたところ)

シャープな見た目と上がりやすさが魅力のアイアン。「ブリヂストン ツアーB X-CB」(構えたところ)

ドライバーも見た目と扱いやすさを基準に今季から「ツアーB XD-3」を使用している。

「ドライバーは、ヘッドは大きめですが、構えてみると思っていたほどポテッとした感じがなく、違和感なく構えられます。安心して振り抜くことができるので、弾道が安定して、フェアウェイをとらえる回数が多くなりました」

ドライバーとアイアンのショット間の連携も生まれ、パーオン率72.9365%は8位(9月1日現在)。ツアー後半戦で、初優勝の期待がかかる一人だ。

週刊ゴルフダイジェスト9/17号「pro's spec」より。Photo/Norio Tsuburaoka

画像: クラブは見た目とやさしさを重視

【高橋彩華の14本】
1W:ブリヂストン ツアーB XD-3(9.5度、スピーダー エボリューションⅥ 569、硬さ:S)
3W・5W:キャロウェイ ローグ スター(15度・18度、スピーダー エボリューションⅢ 569、硬さ:

4UT:ブリヂストン ツアーB JGR(22度、アッタスEZ 370、硬さ:S)
5I~PW:ブリヂストン ツアーB X-CB(NSプロ ゼロス8、硬さ:R)
AW・SW:ブリヂストン ツアーB XW-F(50度・54度・58度、NSプロ ゼロス8、硬さ:R)
PUTTER:オデッセイ オーワークス ツアーR LINE

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