グリーン上などで打ち出し方向に見つける目印。人によってスパットといったり、スポットと言ったりするが……正解は!?

元々は英語の「spot」から

パッティングの際、打ち出し方向の目印がグリーン上にあれば、ストロークの不安は軽減する。そのため、プロや上級者は、読んだライン上に、小さいゴミや芝の色が変わったところなどを探す。それを「スパット(spot)」として利用するためだ。

画像: グリーン上などでは打ち出し方向に目印を見つけておくと狙いやすい。ちなみに、この目印を「スパッド」と濁点をつけるケースがあるが、これは明確に間違いだ

グリーン上などでは打ち出し方向に目印を見つけておくと狙いやすい。ちなみに、この目印を「スパッド」と濁点をつけるケースがあるが、これは明確に間違いだ

スパットは、実は“スポット”のこと。“観光スポット”など、一般的に広く使われているように、“地点”という意味である。スパットはなるべくボールに近いところに探すのがコツ。ボールとスパットを結ぶ線が、アドレスで目線を動かさずに見えるのがいい。そのラインに対して、フェースは直角に、足や肩は平行になるようにセットすれば、あとは距離感だけに集中できるというわけだ。

ちなみに、ボウリングのレーンには、狙いを定めるための目印が描かれていて、やはり「スパット」と呼ばれている。“spot”の発音は、“スポット”より“スパット”のほうが近い。ゴルフもボウリングも、先駆者が「耳」で覚えた言葉が、専用語として定着したということであろう。

(ゴルフダイジェストTVより)

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