ゴルフで「チョロ」といえば、マトモに当たらず読んで字のごとくボールがチョロっとしか進まないミス。思わず赤面してしまうミスだが、そんなチョロが格段に出やすいシチュエーションがある。それが……“待ちチョロ”だ!

待ちチョロなぜ出る? どう防ぐ?

前の組のトラブルによって、思いがけず長い時間待った後にショットをするということがよくある。「待ちチョロ」が出るのはそんな時だ。

「待ちチョロ」とは、読んで字のごとく、待った後に出るチョロ(を含むミスショット全般)のこと。例えば、ティショットが会心の当たりで、ボールがフェアウェイの絶好の位置にあれば、プレーヤーの心理としては、早く次のショットを打ちたいもの。時間が経つほど、直前のナイスショットのイメージがうすれていくからだ。待たされれば待たされるほど、気持ちはじれてくる。やっと打てる状態になった時には、あせりと集中力の欠如により、大きなミスをしてしまうというわけだ。

画像: 待ちチョロはもちろん、同伴者が自分を“待っている”プレッシャーからミスする「待たれチョロ」も存在するという説も

待ちチョロはもちろん、同伴者が自分を“待っている”プレッシャーからミスする「待たれチョロ」も存在するという説も

待ちチョロを防ぐには、気持ちのオン、オフを上手く切りかえることが大事。前の組が、時間がかかっているようなら、次のショットのことは一旦忘れて、同伴プレーヤーと談笑でもする余裕が欲しい。そして、いざプレー再開となったら、そこからまたすぐ集中力を高めるというのが理想的だ。

ちなみに、プロはいつも決まった手順でショットに臨むことで、気持ちの切り替えをスムーズに行えるように普段から訓練している。ゴルフは、実はショットをしていない時間をどう過ごすかというのが、とても大事。上級者ほど、そのことをよくわかっているのである。

(ゴルフダイジェストTVより)

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