シーズン序盤から今に至るまで98年度生まれの黄金世代が大活躍の女子ツアー。彼女たちに、「同世代のベストスウィンガーは誰?」と質問してみた。1位に選ばれたのは渋野? 畑岡? それとも……?

9人中4人が回答。一番人気は小祝さくら!

「小祝さくら! 全部トータルで無駄のないスウィングやし、アイアンからドライバーまでスウィングが変わらないのがさくらちゃんで、好きです。一番シンプルやけど、真似できないスウィングだと思います!」

そう即答してくれたのは今季初優勝を遂げた淺井咲希。続いて日本女子オープンで2位タイと好成績を残した大里桃子も、「小祝さくら。全体的に安定している。スウィングのブレがなくて1プレーンでしっかり振れている感じがしますね」と“小祝推し”を表明。

画像: 淺井咲希、大里桃子、田中瑞希、新垣が選んだベストスウィンガーは小祝さくら(写真は2019年の日本女子プロ選手権 撮影/岡沢裕行)

淺井咲希、大里桃子、田中瑞希、新垣が選んだベストスウィンガーは小祝さくら(写真は2019年の日本女子プロ選手権 撮影/岡沢裕行)

大里と仲がいいことで知られている全英女王・渋野日向子について聞いてみると「(渋野)あいつは私とは全然真逆のタイプなんですよね。私はハンドアップで(渋野は)ハンドダウンで真逆。だから私的にはお手本にできないスウィングですね」(大里)と、冷静に自分と渋野の違いを分析していた。

さて、それ以外に小祝さくらと答えたのは田中瑞希と新垣比菜だ。

「小祝さくらちゃんがキレイだなって思います。上げてそのまま下ろして、力みない感じ。そんなに振っていない感じがするのに凄い飛ぶし、いいです」(田中)

「スウィングですか? さくらちゃん。なんか曲がりそうにないっていうか、安定しているし、飛ぶし、効率がいいって感じですね。理想的なスウィングです」(新垣)

2位はダイナミックでパワフルな原英莉花

というわけで9人中4人が小祝さくらと回答し、今回の取材での一番人気となった。早速本人にそのことを伝えると、「嘘ですよ、それは。それはないです……」と謙遜。では、小祝は誰がベストスウィンガーだと考えるのか?

「みんなすごい自分の中ではいいなって思うんですけど、一番は(河本)結ちゃんかな~。当たったときの音も好きなんですけど、スウィングのプレーンがキレイ、フィニッシュも好きです。ラインが出そうなスウィングだし、見てて自分もああいうスウィングになりたいなって思いますね」(小祝)

さて、小祝以外だと、吉本ひかると山路晶は揃って原英莉花をベストスウィンガーに挙げた。

「誰だろうな、やっぱ原英莉花かな! 手足が長いからかな? ダイナミックに見えるし迫力もあっていいなって思います」(山路)

「英莉花ちゃんかな。スウィングがキレイだし、パワフル。かっこいい! って思う」(吉本)

画像: スウィングが大きく、迫力のあるスウィングだと名前があがったのは原英莉花(写真は2019年のNEC軽井沢72ゴルフトーナメント 撮影/大澤進二)

スウィングが大きく、迫力のあるスウィングだと名前があがったのは原英莉花(写真は2019年のNEC軽井沢72ゴルフトーナメント 撮影/大澤進二)

高橋彩華が挙げたのは昨シーズン初優勝を挙げた新垣比菜。

「ひなちゃんのスウィングが好きですね。ドライバーからアイアンまで全部キレイだなって思うし、理想的なスウィングです」(高橋)

というわけで、1位:小祝さくら(4人)、2位:原英莉花(2人)、3位タイ:新垣比菜・河本結(1人)という結果になった。渋野や畑岡の名前は出てこないのは、ちょっと意外な結果と言っていいかもしれない。

ちなみに、勝みなみは「同世代ではいない」と回答。「ロリー・マキロイや、ブルックス・ケプカの切り返しが好き」と回答してくれた。

取材大会/スタンレーレディスゴルフトーナメント

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