いよいよ今週開催のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」。本日月曜日はタイガー・ウッズの記者会見、そしてタイガー・ウッズ、松山英樹、ロリー・マキロイ、ジェイソン・デイの4名がぶつかるスキンズマッチ「ザ・チャレンジ:ジャパン・スキンズ」が開催された。その模様を、プロゴルファー・中村修が会場のアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブからレポート!

タイガーのコンデションは良い状態

いよいよ今週開幕するZOZOチャンピオンシップ。本日月曜日は、10時30分からタイガー・ウッズが記者会見を行いました。

私がタイガーを生で見たのは、去年の全英オープンが最後。そのときは最終日、一時首位に躍り出るも惜しくも優勝ならず。その後、マスターズで優勝し完全復活を果たしたのはみなさんも知るところでしょう。

画像: 「ザ・チャレンジ:ジャパン・スキンズ」18番ホールでティショットを放つタイガー。日没後、ライトの光のなかで戦いは続いた

「ザ・チャレンジ:ジャパン・スキンズ」18番ホールでティショットを放つタイガー。日没後、ライトの光のなかで戦いは続いた

久々にタイガーをこの目で見て、体の調子も良さそうだし元気もあるな、というのが第一印象でした。会見中、海外記者から8月に受けた左ひざの手術後の具合について切り込まれるも、「予定より一週間早く手術ができました。現在はフルショットもでき、体の状態は問題ないです」とコメント。

画像: 「ザ・チャレンジ:ジャパン・スキンズ」を制したのはジェイソン・デイ。勢いそのままにZOZO選手権でも活躍なるか

「ザ・チャレンジ:ジャパン・スキンズ」を制したのはジェイソン・デイ。勢いそのままにZOZO選手権でも活躍なるか

そして今日は“ZOZO前哨戦”とも言える「ザ・チャレンジ:ジャパン・スキンズ」にも出場。タイガー・ウッズ、松山英樹、ロリー・マキロイ、ジェイソン・デイの4名がホールごとにスコアを競い、賞金争いを行うスキンズゲーム。まず、この超豪華なメンツが揃った姿を日本で見られることに感動しました。ギャラリーの数も非常に多く、大盛況でした。

本人の言葉通り、スウィングを見ていてもタイガーのコンディションは良い状態と言えるでしょう。非常にスウィングスピードがあり、スムーズなスウィング。マスターズを勝ったときのタイガーがそのままいる、という印象です。

画像: ひざの状態もいいことを語ったタイガー

ひざの状態もいいことを語ったタイガー

とくにドライバーショットの球の高さが凄まじい。開催コースのアコーディア・ゴルフ習志野CCは林間コースなのですが、林の高さを有に超える高弾道で、たとえアゲンストでもモノともせずに飛んでいましたし、アイアンも正確なインパクトで、乾いた良い音を響かせていました。ZOZO本戦が非常に楽しみとなるような仕上がりでした。

日本ツアープロもギャラリーに!?

さて、そんなスキンズマッチですが、駆けつけたギャラリーの中には日本のプロゴルファーの顔もちょくちょく見かけました。

渋野日向子選手に、昨日アマチュアで女子ツアーを勝ったばかりの古江彩佳選手も来ていたと聞きましたが、私が目にした限りでは、男子は丸山大輔選手、横尾要選手。女子は有村智恵選手、笠りつ子選手、上田桃子選手、小祝さくら選手、成田美寿々選手、青木瀬令奈選手、吉本ひかる選手。辻村明志プロコーチ、大西翔太プロコーチも見かけました。ギャラリーも豪華です。

画像: マキロイらのプレーを食い入るように見つめる左から笠りつ子、渋野日向子、有村智恵の面々。他にも多数のプロゴルファーが来場し、世界のトップのプレーを見守った

マキロイらのプレーを食い入るように見つめる左から笠りつ子、渋野日向子、有村智恵の面々。他にも多数のプロゴルファーが来場し、世界のトップのプレーを見守った

もちろんお目当てはタイガー・ウッズ選手をはじめとする、PGAツアーメンバー。吉本ひかる選手はマキロイ選手とハイタッチして大喜びしていたのが印象的です。もちろん、レジェンドを一目みたい、という気持ちも大きいでしょうが、試合中はショットの弾道やルーティーン、リズム、テンポなど、自分が参考になる部分を探しているような、真剣な表情も見受けられました。

日本中のゴルフファン、そしてプロまでもが注目するZOZOチャンピオンシップ。その幕開けは、もうすぐそこです。

撮影/姉崎正

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