12月12日から4日間に渡りアメリカ対インターナショナル(欧州を除く)がオーストラリアのロイヤルメルボルンGCを舞台にチーム戦で相見えるプレジデンツカップ。注目のキャプテンピック(各チーム4名)が出揃った。果たして米国キャプテン、タイガー・ウッズの決断は?

タイガーが、フィナウ、ウッドランド、リード、そしてタイガーを選出

日本時間8日午前9時、米チーム主将のタイガーがキャプテンズピックのメンバーを発表。自らが自らを指名しプレジデンツカップ史上2人目、94年のヘール・アーウィン以来25年ぶりにプレイングキャプテンを務めることが明らかになった。

タイガーのほかトニー・フィナウ、パトリック・リード、ゲーリー・ウッドランドが先にポイントランクで自動的に出場を決めた8名(ブルックス・ケプカ、ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・
トーマス、ザンダー・シャウフェレ、マット・クーチャー、ブライソン・デシャンボー、パトリック・キャントレー、ウェブ・シンプソン)に加わった。

そこには同カップ常連のジョーダン・スピースやリッキー・ファウラー、フィル・ミケルソンの名前はなし。5人が初出場となった。

今年の大会はタイガーとアーニー・エルスがキャプテンを務めることで例年以上に注目が集まっているが、それにも増してタイガーがワイルドカードで誰を選ぶかが大きな話題となっていた。

しかしヒザの手術を乗り越えZOZOチャンピオンシップで通算82勝という歴史的快挙を達成したタイガーにとって決断は決して難しくなかったようだ。

画像: ZOZOチャンピオンシップで82勝目を挙げたタイガーはキャプテンブログで”プレイキングキャプテン”と自らの肩書きを記している(写真は2019年のZOZOチャンピオンシップ 撮影/姉崎正)

ZOZOチャンピオンシップで82勝目を挙げたタイガーはキャプテンブログで”プレイキングキャプテン”と自らの肩書きを記している(写真は2019年のZOZOチャンピオンシップ 撮影/姉崎正)

その証拠に9月12日に大会の公式サイトに投稿された本人の“キャプテンブログ”で、自らの肩書きを“プレイングキャプテン”と記しているからだ。しかも米チームキャプテンの文字をわざわざ棒線で消しているではないか! そのころからすでにタイガーのなかでは自らをチームに入れる構想ができ上がっていたのだろう。

一方、インターナショナルチームはひと足早くエルスがキャプテンピックを発表。ポイントランク9位で自力出場を逃したジェイソン・デイ(豪)、アダム・ハドウィン(カナダ)、イム・ソンジェ(
韓)、ホアキン・ニーマン(チリ)がメンバーに加わった。

元世界ランク1位のデイは「僕を信じて選んでくれたアーニー(・エルス)に感謝する。母国でプレーするのを楽しみにしている」とコメント。

ポイントランク1位ですでに4大会連続出場を決めている松山英樹を含め12名の平均年齢は29歳。史上最年少のチームがタイガー率いる強豪アメリカ打倒を目指している。

目下米チームが10勝1敗1分と圧勝を誇っており、タイガーがその流れを止めるわけにはいかない。
インターナショナル21年ぶりの勝利の可能性は果たして…?

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