度重なるケガにより現在“開店休業中”のミッシェル・ウィー。久々に彼女のニュースがアメリカメディアのヘッドラインを飾った。

元祖天才少女がマスターズテレビ解説に抜擢

マスターズを放映するCBSがウィの起用を発表。メジャー初戦にテレビ解説/リポーター陣の一員として参加することが明らかになった。

ソルハイムカップ(女子版ライダーカップ)のゲスト解説の実績が買われ今回の発表となったわけだが、30歳になったツアー通算5勝の元祖天才少女がCBSのゴルフ中継における最年少の“顔”になる。

「こんなことが起きるなんて未だに信じられません。私を信頼してこんなにエキサイティングな機会を与えてくれたCBSスポーツ、ありがとう。素晴らしい中継チームの皆さんと協力して来年のマスターズを盛り上げます。2020年オーガスタで会いましょう!!!」

画像: Michelle Wie on Twitter twitter.com

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興奮した様子でウィは自らのツイッターにこう心境を綴っている。

マスターズといえば普段から親交があるタイガー・ウッズが昨年“史上最高の復活劇”を演じた大会。世界のゴルフファンはあの興奮をもう一度と王者の連覇を期待している。

一方ウィは今年のKPMG全米女子プロゴルフ選手権で84-82のトータル22オーバーで予選落ちを喫したあとケガを理由に「シーズン中すべての試合を欠場します」と休養宣言。8月にはかねてから交際していたジョニー・ウェストさんと結婚し新生活をスタートさせた。休養中「タイガーとはちょこちょこ会っている」と打ち明けたウィ。

画像: ケガのため現在戦線離脱しているミッシェル・ウィ(写真は2016年のANAインスピレーション)

ケガのため現在戦線離脱しているミッシェル・ウィ(写真は2016年のANAインスピレーション)

「タイガーと会うとまずはお互い首の状態はどう? 腰の具合はどう? と体のことを一通り報告し合うんです。最初の10分くらいはケガのチェック(笑)。そのあと普通の会話に移ります」(ウィ)。

「同じアスリートとしてすごく参考になるし刺激にもなる。タイガーとおしゃべりすると明日への活力が湧くんです」

来シーズンに向けて具体的にどの試合をターゲットに復帰を予定しているかなどは不明。しかし本人には「このままでは終わりたくない」という強い思いを持っている。

「ケガでキャリアを諦めるなんてイヤ。痛みのない状態でもう1度プレーして、ゴルフが楽しくて仕方なかった頃の感覚を取り戻したい」

腰やヒザの手術を経て不死鳥のように甦ったタイガーの姿をウィは近い将来の自らの姿に投影させている。

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