24時間ゴルフのことを考えている“ゴルフバカ”で、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオがレッスン記事で紹介されたドリルに挑戦! 今回は、週刊ゴルフダイジェストの「多忙リーマンのこれだけ練習法」。働きながらゴルフを上達させる効率の良い練習の秘密をチェックした!

働くトップアマの練習をマネしてみた

みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。いつもゴルフダイジェスト誌を読んでいろんな記事を参考にさせてもらっていますが、やっぱりね、上手なアマチュアの方がやられている練習とかの記事ってけっこう気になるんですよ。

アマチュアゴルファーですから当然お仕事をしながらゴルフをやられているわけで、少ない時間の中で上達されたり、ローハンデをキープされているわけじゃないですか。

ですから、練習も効率のいいやり方をされているはずなので、それは間違いなく参考になるはず。ってことで、週刊ゴルフダイジェストの12/10号に掲載されていた「多忙リーマンのこれだけ練習法」という記事がまさにそれだったので、その中から僕にピッタリ合いそうなやつを試してみることにしました!

画像: 55歳でハンデキャップ1.2! ドライバー飛距離も270ヤードなんてすごすぎます

55歳でハンデキャップ1.2! ドライバー飛距離も270ヤードなんてすごすぎます

今回僕がやってみたのは「ドリルでスウィング、磨いてます」というアマチュアゴルファーがやられている練習方法。この方社会人野球をやっておられたらしく、ダウンスウィングでクラブがキャスト(リリース)してしまう悪いクセがあるとか。それを直してハンドファーストで打つための練習がハーフウェイダウンで手首の角度をチェックしてから打つという方法。

普通に構えてテークバック、切り返しからクラブが地面と平行になったところで止まるんです。そこで手首の角度やフェースの向きなんかを確認して、そこからボールを打つ。ここでしっかりといい形になっていればハンドファーストでインパクトできるということですね。

早速やってみましたが、僕もかなりキャストしてしまうタイプで、なかなかハンドファーストで打てなくて悩んでいたんですよ。切り返しからクラブが地面と平行になったところで止まろうと思ったんだけど、平行になるときがない……。

キャストしてしまっているので、グリップ部分が腰のあたりに下りてきたときにはすでにクラブはリリースされていて、斜め下を向いてるんですよ。なるほど、だからハンドファーストに打てなかったのかと。ゆっくりでいいからしっかりとハーフウェイダウンでクラブが地面と平行になるように気をつけて、手首の角度もチェックして、そこからインパクトに向かうとハンドファーストの厚い当たりが打てるようになってきました。

画像: どうしてもキャストしてしまうので、ハーウェイダウンでクラブが地面と平行になるように意識する

どうしてもキャストしてしまうので、ハーウェイダウンでクラブが地面と平行になるように意識する

これを繰り返してから普通にショットすると、たしかに今までよりもインパクトの形が良くなっているような気がします。10回くらいこのドリルをやってから球を打つというのを繰り返せば、ハンドファーストインパクトを体で覚えられるような気がしますね。

そういえば、石川遼プロもショットの前とかにこういう動きをよくやっているな~と思いました。遼くんがやってるってことを思うと、なおさら僕もやりたくなってきますな。

そしてもうひとつ、クラブがアウトサイドから下りてくるのを直すドリルです。これもまさに僕の悩みにピッタリのドリル。実は僕も野球をやっていたので(中学までですが)、もしかしたらこの方とスウィングの悩みが近いのかもしれません(レベルが違いますけどね~)。

クラブがアウトサイドから下りてくるということは、右ひじが体から離れてしまっているということで、これを直すためにゴム製のベルトとかで右腕を体に固定してスウィングするんです。

画像: ゴムベルトで右腕を体に固定します

ゴムベルトで右腕を体に固定します

右ひじがつねに体から離れない状態になることで、インパクトでは右ひじがお腹の辺りに付いたままになります。これでクラブが外からではなく、インサイドから下ろしてくるという感覚が分かるんですね。

ちょうどストレッチ用のゴムがあったので右腕を固定して打ってみました。僕は結構きつく締めてしまったのでフルスウィングはできなかったのですが、70%くらいのスウィングで球を打つと、インパクトのときに右ひじが右脇腹あたりに付いたままになります。

これなら絶対にアウトサイドからクラブが下りてきません。インサイドからクラブが下りてくるという感覚がよく分かるのですが、こんなに右ひじが体の近くを通るのかと驚きました。そしてインパクトでは右ひじが曲がったままなのだな~ということも分かりましたね。

画像: ゴムで固定したままスウィングします

ゴムで固定したままスウィングします

今まではどうしても右手で球を打ちに行ってしまって、インパクトでは右手が伸びてしまっていたんです。そのせいでクラブは外から入るし、スピン量は増えるしで悩んでいましたが、このドリルでその悩みも解消されるような気がします。

この右ひじが右脇腹に付いたままインパクトするという動きさえ分かってしまえば、ゴムベルトがなくても、実際にボールを打たなくても、そういう動きを繰り返していれば体がだんだん覚えてくれると思います。クラブを持たなくても動きだけはできるしね。

画像: 右ひじが脇腹に付いたままだとインサイドからクラブが入ってきます

右ひじが脇腹に付いたままだとインサイドからクラブが入ってきます

2つのドリルをやってみましたが、さすがに効率がよく、とても効果のあるものでした。練習場に行けなくても、家でもできそうなドリルだし。やはりトップアマの方は無駄に球を打ったりしないんですね~。とくに右ひじが脇腹に付いたままのインパクトは僕にはとても響いたので、これから毎日その動きをやってみようと思います! 目指せトップアマ!

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