ゴルファーならば新しい年を迎えるにあたって「今年のゴルフの目標」を掲げるもの。だが、それが上手くいくことは珍しい……どころか、年末には「今年の目標って、なんだったっけ?」状態になることも。きっちり目標を立て、それを達成するための方法を、関東在住匿名5下シングル氏に聞いた。

一年の計は「四分割」すべし

みなさま、あけましておめでとうございます。2020年のオリンピックイヤーも、元気にゴルフを楽しみたいですね。

画像: 今年こそベストスコアを出すぞ! そう思ったら、まずは立ち止まって「一年の計」を立てるところから!

今年こそベストスコアを出すぞ! そう思ったら、まずは立ち止まって「一年の計」を立てるところから!

さて、一年の計は元旦にありなんて言いますし、ゴルファーならば「今年こそ100切りするぞ!」「悲願のシングル入りを果たすぞ!」と、目標を立てたい時期ですよね。そこで今回は、効果的な目標の立て方について考えてみたいと思います。

ゴルファー的「一年の計」の立て方、私のオススメは一年間の成長リズムを作るということです。具体的には、下記のようなサイクルです。

1〜2月 スウィングを作る時期
3〜4月 スウィングを試す時期
6〜10月 ベストスコアを目指す時期
11〜12月 再びスウィングを作る時期

単純に「今年中になんとしても90を切るぞ!」といった目標の立て方をしてしまうと、こんな風な年間スケジュールになってしまいます。

1〜12月 ベストスコアを目指す時期

なんとなく、前者のほうがベストスコアが出そうな気がしませんか? そして私の場合、実際に昨年このような成長リズムに従ってゴルフを組み立てた結果、7月に60台のスコアが出て、8月にもパープレー近辺でのプレーを続けることできました。

寒い時期はスコアを出そうと躍起にならず、スウィングの土台をしっかり作る

1月から2月はもちろん、3月、4月くらいまで関東地方は寒いです。下着を重ね着したり、ダウンジャケットを着た状態でベストスコアは望めません。なので、この時期のラウンドはあくまでもお楽しみ。いいスコアを出そう! などとは考えず、むしろ練習に重点を置きました。それも、すぐに結果を出す必要がないので、春を待ちながらのんびり課題に取り組むというイメージです。

3月、4月はいわばリハビリ期です。冬の間のスウィング改造の成果を確認しつつ、ショートゲームの感覚などを取り戻していく。プロ野球でいえば春季キャンプを経て、オープン戦くらいのイメージでしょうか。

そして5月から8月を除いた10月までは、基本的には毎ラウンド全力投球です。もちろん仕事をしながらなので、毎日ゴルフができるわけではありませんから、“ゴルフの日”は精神を統一し、プレーに臨みます。結果的に、私の場合去年はいいスコアを出すことができました。

そして、ゴルフ場の芝が枯れ、再び上着を着てのプレーになる11月以降は、徐々に「スウィングを作る時期」へと移行していきます。

課題をこなす、スコアを出す。これらを両立するのは非常に難しいことです。それができるのはタイガー・ウッズくらいでしょうか(笑)。ならば、冬場をまとめて「課題に取り組む時期」、ベストシーズンを「スコアを出す時期」と設定し、メリハリをつける。もっと細かく「10月に結果を出す」と設定してもいいかもしれません。PGAツアープロならば、きっとメジャーや、今年であればオリンピックの時期を「スコアを出す時期」に設定し、残りの時期をその準備に充てているはず。そうすることで、より結果は出やすくなると思うんです。

成長サイクルに従った「一年の計」ぜひ、お試しください。

This article is a sponsored article by
''.