ピンのニューアイアン「G710」が発表された。ピンのアイアン史上もっとも慣性モーメントの大きい飛び系アイアン、というだけでも魅力的だが、なんでも本作、打つだけでクラブがデータを収集、AIがデータ分析をしてくれるという。一体どういうこと!?

G710はピン史上もっとも慣性モーメントの大きい飛び系アイアン

G710は反発性能の高いマレージングフェースに、大きなたわみを生む中空構造を持ち、7番のロフトが28度というストロングロフト設定ということもあって気持ち良く飛ばせ、なおかつピンのアイアンではもっとも大きい慣性モーメントにより、ミスしてもブレないのも魅力のモデル。

画像: PINGの新モデルアイアン「G710」が発表された

PINGの新モデルアイアン「G710」が発表された

しかもこのアイアンがすごいのは、「アーコスキャディ」搭載グリップを標準装着しているという点だ。

G710はデータ収集・分析ツール「アーコスキャディ」を標準搭載

アーコスキャディとは、グリップエンドに取り付けるセンサーとスマホアプリでラウンド中のすべてのショットのデータを取ることができ、統計的に分析できるという機器。しかも、そうして収集したデータをもとに、AIを活用したキャディ機能が、風向きや高低差といった情報を加味して最適なコース戦略を提案してくれるという。

画像: G710アイアンはグリップエンドにIoT機器「アーコスキャディ」が装着されている

G710アイアンはグリップエンドにIoT機器「アーコスキャディ」が装着されている

しかも、GPSナビとして使うこともでき、ショットタイプ別のハンディキャップも算出してくれ、練習すべき苦手番手も可視化してくれるなど、痒いところに手が届きまくる性能となっている(その代わり、プレー中もつねにスマホを携帯する必要がある)。

新作アイアンが出たと聞けば通常はヘッドに注目するのが当たり前だが、ついついグリップエンドに注目してしまうという変わり種アイアンだ。

G710のスペック

そんなG710のお値段は2万3000円(+税)からで、2020年3月発売予定。詳しいスペックは以下の通りだ。

画像: ヘッドが大きく構えたときに安心感があるのも魅力のひとつだ

ヘッドが大きく構えたときに安心感があるのも魅力のひとつだ

番手(ロフト角):4I(18.5度)、5I(21.5度)、6I(24.5度)、7I(28度)、8I(32度)、9I(37.5度)、PW(43度)、UW(48.5度)、SW(54度)

ライ角(度):60.5(4I)、61(5I)、61.5(6I)、62(7I)、62.8(8I)、63.5(9I)、64.1(PW)、64.1(UW)、64.4(SW)

バウンス角(度):3(4I)、4(5I)、5(6I)、6(7I)、7(8I)、9(9I)、11(PW)、11(UW)、13(SW)

標準クラブ長さ(純正カーボンシャフト):39.38インチ(4I)、38.75インチ(5I)、38.13インチ(6I)、37.5インチ(7I)、37インチ(8I)、36.5インチ(9I)、36インチ(PW)、36インチ(UW)、35.75インチ(SW)

標準クラブ長さ(純正カーボンシャフト以外):38.88インチ(4I)、38.25インチ(5I)、37.63インチ(6I)、37インチ(7I)、36.5インチ(8I)、36インチ(9I)、35.5インチ(PW)、35.5インチ(UW)、35.25インチ(SW)

総重量(g)、バランス:約359、D0(#7、純正カーボンシャフト)/約409、D0(#7、N.S.PRO950GHネオ・S)

【推奨標準シャフト(装着可能シャフトより一部抜粋)】
純正カーボン:ALTA DISTANZA BLACK 40
スチール:N.S.PRO ZELOS 6、N.S.PRO ZELOS 7、N.S.PRO 950GH neo

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