1993年生まれ、東京都出身の浅地洋佑(あさじ・ようすけ)。中学2年生のときにツアーに初出場し、スーパーアマとして注目を浴びた。2019年は、ツアー初優勝を含む2勝を挙げ、賞金ランク9位に入った。そんな彼の選ぶ14本のクラブとは?

14本の構成が、昔とは大きく変わった!

2019年シーズンに2勝を挙げた浅地。クラブに対する考え方は、変化した部分と譲れない部分の両方がある。

「アイアンは昨年2019シーズンのはじめに変えました。目的は飛距離です。よりやさしくゴルフを組み立てるために、中空タイプのアイアンを選択しました」

浅地の14本のクラブを見て気になったのは、男子では珍しくアイアンが6番からという点。全体的に飛距離が出るようになったことも関係しているが、フェアウェイウッドの精度と飛距離がアップしたことで14本の構成が昔とは大きく変わったと振り返る。

「クラブにやさしさを求めるようになったのは、昔とは違う点ですね。片山(晋呉)さんからのアドバイスもあって、徐々に変わりました。難しいロングアイアンを入れることはしません」

画像: ドライバーを含めてウッドは5本、アイアンが6番からという男子プロとしては珍しいセッティング。「あえて難しいクラブを使う必要はない」と浅地

ドライバーを含めてウッドは5本、アイアンが6番からという男子プロとしては珍しいセッティング。「あえて難しいクラブを使う必要はない」と浅地

そんな浅地が、昔と同じように変わらないのが、ウェッジに対するこだわりだ。

「ウェッジは自分の生命線だと思っているので、変えたくない部分です。昔から、構えたときにつかまるイメージが出るのがどうしても苦手なので、逃げ顔が好きです」

柔軟な考え方で変化を怖がらない部分がありながら、昔からのこだわりも保つ。これが、浅地の強さの秘密だ。

週刊ゴルフダイジェスト2/4号「pro's spec」より。撮影/姉崎正

【浅地洋佑の14本】
1W:オノフドライバー 黒(10.5度、フジクラ ベンタスブラック(7)、硬さ:X)
3W:オノフ フェアウェイアームズ 黒(15度、フジクラベンタスブラック(7)、硬さ:X)
5W・7W:オノフ フェアウェイアームズ 黒(18度、フジクラスピーダー TR 857)
UT:オノフフェアウェイウィングズ黒(24度、モーダス3 システム3 ツアー125、硬さ:X)
6I~PW:オノフ フォージド アイアン黒(モーダス3 システム3 ツアー125、硬さ:X)
AW:オノフ フォージドウェッジ(48度・52度、モーダス3 システム3 ツアー125・DG ツアーイシュー、硬さ:X・S300)
SW:ジュージー tT(59度、DG ツアーイシュー、硬さ:S300)
PUTTER:オデッセイ ミルドコレクション SIX-M

This article is a sponsored article by
''.