2000年生まれ、兵庫県出身の安田祐香(やすだ・ゆうか)。アマチュア時代は日本だけでなく、海外メジャーでも活躍するなどスーパーアマチュアとして名を残してきた。2020年シーズンからプロとしてツアーに挑む彼女が選ぶ14本のクラブセッティングとは?

アマチュア時代からプロの試合でも多く活躍した安田祐香。そんな彼女が小学校のときから使用していたのはダンロップのクラブ。プロテストに合格し、改めてクラブ契約を結んだことが先日発表された。

画像: ダンロップと用具契約を結んだ安田祐香

ダンロップと用具契約を結んだ安田祐香

それとは別の日に取材した際は昨年までのエースクラブである「スリクソンZ785」でナイスショットを連発していたが、「どちらも振りやすくて、距離も変わらないのでどちらを使用するか迷っています。でも多分ドライバーと(3番)ウッドは(ゼクシオイレブンに)変えるかなとは思います」と話していた。

「あまりクラブを変えない派」だという安田は、いざ変えるときは何度も打ち比べて「これだ!」と思うまで試すという。だからこそ一度変えたら長く愛用するのかもしれない。

クラブへのこだわりについて聞くと「実はとくにこだわりがないんです」と驚きの回答。ただ、自分のなかでの“相棒”はいるようだ。

「58度だと思います。自分ではとくにこだわりはありませんが、クラフトマンの方に『得意じゃない』と話したらソールを結構削ってくれて、自分用で作ってくれているんです。あと、パター(オデッセイ オーワークス#1W)も変えたくないというか、変える気がないです」(安田)

画像: 左から48度、52度、58度。ソール部分を見比べてみると58度は大きく削られているのがわかる(撮影/有原裕晶)

左から48度、52度、58度。ソール部分を見比べてみると58度は大きく削られているのがわかる(撮影/有原裕晶)

“打ち(振り)慣れている”からこそ、クラブを変えることが少ない。そんな彼女がクラブ選びで重視していることはどんなことだろうか。

「まずは振りやすさを重視しています。ドライバーは打感より構えたときの顔が大事ですね。縦に長いヘッドや、横に平べったいヘッドではなく、今のスリクソンのような(小ぶりの)ヘッドが好きです。アイアンはグリーンにしっかり止まることが大事なので、そのうえで自分にしっくりくるものを選びました」

画像: 「小ぶりのヘッドが好き」だという安田は昨年までスリクソンZ785を使用していたが、おそらくドライバーと3番ウッドはゼクシオイレブンを投入するとのこと(撮影/有原裕晶)

「小ぶりのヘッドが好き」だという安田は昨年までスリクソンZ785を使用していたが、おそらくドライバーと3番ウッドはゼクシオイレブンを投入するとのこと(撮影/有原裕晶)

スウィング面では傷めていた腰のトレーニングに取り組み、ショットの安定性を高めている。「毎試合20~30位で争って、上手くいけば優勝できると思う」と語る安田。信頼できる14本と、ルーキーイヤーに臨む。

画像1: 「クラブは変えない派」の大注目女子プロ・安田祐香の最新クラブセッティング

【安田祐香の14本】
1W:スリクソン Z785(10.5度、アッタスG7、硬さ5S)
3W:スリクソンZF85(15度、アッタスクール、硬さ5S)
3H:スリクソン ZH85(19度、Miyazaki Kaula HB、硬さ7S)
4H:スリクソン ZH85(22度、Miyazaki Kaula HB、硬さ7S)
5UT:スリクソン ZU85(26度)
6I~PW:スリクソン Z585
ウェッジ:クリーブランド RTX4(48度、52度、58度)
パター:オデッセイ オーワークス #1W
ボール:スリクソンZ-STAR XV

画像: 癒し系女子プロ・蛭田みな美のラウンドを秋山真凜が生レポート!バーディなるか!? youtu.be

癒し系女子プロ・蛭田みな美のラウンドを秋山真凜が生レポート!バーディなるか!?

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