1990年生まれ、熊本県出身の秋吉翔太(あきよし・しょうた)。2018年のダンロップ福島オープンでツアー初優勝を果たす。昨年は賞金ランク26位と、実力を出し切れなかったが、今シーズンは2年ぶりの優勝を誓う。そんな彼の選ぶ14本のクラブとは?

アイアン中心だからこそ2本のウッドがカギを握る

2020シーズンの課題は「ショットの精度を上げること」と秋吉は話す。昨年のスタッツを見ても、フェアウェイキープ率は57%にとどまり、24位と不本意な数字だった。アイアンショットが武器なだけに、ティショットの安定性に重きを置き、このオフを過ごしている。そんな秋吉はドライバーをどう選んでいるのか?

画像: 秋吉翔太の14本

秋吉翔太の14本

「自分は叩きにいくと球が吹けるクセがあります。だから、クラブには『叩いても吹き上がらない』ことを一番に求めています。いま使っているドライバーは強く叩いても吹き上がらずに飛んでくれます。あと大事にしているのは、『左が怖くない』こと。そのため、アドレスした段階で開いているクラブはもちろん使えません。自分の持ち球はフェードなので、左にしっかり振り抜けるクラブが好みです」

ドライバーと並んで、今シーズンのカギを握りそうなのが3番ウッドだ。パー4のティショットでも使うことが多く、メジャーなどの厳しいセッティングでは大いに武器になると分析する。

「フェアウェイウッドは弾道の高さが重要です。3番ウッドよりも下をアイアン系にしているのは、どうしてもウッドタイプだと吹き上がってしまうから。この3番ウッドはまったく吹き上がらずに思い通りの弾道が出てくれます」

弱点を克服し、3勝目を狙う。

週刊ゴルフダイジェスト3/3号「pro's spec」より。撮影/姉崎正

【秋吉翔太の14本】
1W:スリクソン Z785(9.5度、スピーダー757 エボリューションⅡ、硬さ:X)
3W:スリクソン Z F85(15度、スピーダー757 エボリューションⅡ、硬さ:X)
3UT:スリクソン U45(18度、DGツアーイシュー、硬さ:X)
4I~PW:スリクソン Z785(KBS C-テーパー、硬さ:S+)
AW:クリーブランド RTX4(50度・54度、DGツアーイシュー、硬さ:X100)
SW:クリーブランド RTX4(60度、KBS HI-REV 2.0 125、硬さ:S)
PUTTER:オデッセイ エクソー SEVEN

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