1987年生まれ、アイルランド出身のシェーン・ローリー。2015年WGCブリヂストンインビテーショナルで米ツアー初優勝。2019年の全英オープンで優勝を果たした。現在世界ランク19位(2月24日現在)という彼が選ぶ14本のクラブとは?

「選んだ理由は、直感。振ってみて好きなものは好き」

2019年ロイヤルボートラッシュで全英オープンチャンピオンに輝いたシェーン・ローリー。2019年シーズンはじめはキャロウェイの「エピックフラッシュ サブゼロ」ドライバーが入っていた。

「直前になってそれをスリクソン Z585に替えたら、ドンピシャにはまったんだ。夢だったメジャー制覇をすることができた。なぜいいかって? 強いて言えば直感だね。感覚派だから振ってみて好きな物は好き。そうでないものは使えない。その辺ははっきりしているよ」

シャフトはディアマナホワイトX-70。ヘッドとの相性がバツグンだとローリーは話す。
「素直にしなってくれるから。インパクトのタイミングが狂わない。ヘッドもコントロールしやすく振りやすい。ヘッドとシャフトの相性がすごくいい」

画像: シェーン・ローリーのクラブセッティング(※練習日のため、15本入っています)

シェーン・ローリーのクラブセッティング(※練習日のため、15本入っています)

ストロングロフト化により、ウェッジの本数を増やす選手が多いが、ローリーはフェアウェイウッドのほか2番、3番アイアン(スリクソン Z U85ユーティリティアイアン)を入れ、ウェッジは51度と58度だけ。

「50度を1度開いてもらった。この2本でフェースを開いたり閉じたりしていろいろな球筋を打ち分けている。どんなライでも対応できるよ」

一見強面だが素顔は「タイガーに憧れる」32歳のナイスガイ。ちなみにヒゲは妻の好みで、「剃らせてくれないんだ」と苦笑いしていた。

【シェーン・ローリーの14本】
1W:スリクソン Z585(9.5度、ディアマナ ホワイト 70X、硬さ:X)
3W:テーラーメイド M6(15度)
2UT・3UT:スリクソン Z U85(18度・20度、テンセイ CK プロ ホワイト TX KBS ツアー 130X)
4I~PW:スリクソン Z785(KBS ツアー 130X、硬さ:130X)
AW・SW:クリーブランド RTX4(51度・58度、KBS ツアー130X、硬さ:X)
PUTTER:オデッセイ エクソー 2ボール

週刊ゴルフダイジェスト3/10号 pro' s specより。撮影/姉崎正

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