外出もままならない時期だからこそ、自宅でできるパター練習に取り組むゴルファーは多いのではないだろうか。効果的なパター練習を行うためのポイントを、業界屈指のギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人が教えてくれた。

スマホでストローク中の自分の顔を撮ってみよう

みなさんこんにちは、ギアオタク店長の小倉です。世間的に大変な状態が続いており、こういった状況になると中々外出が難しくなります。かといって家の中でできることもかなり限られていますよね。

ならばパター練習しましょう! パター練習はグリーンマットがあれば便利ですが、なくてもできます。パターとボール、あとはアドレスするだけのスペースと転がすスペースがあればOK! 絨毯やフローリングでもテーマを決めて転がしていれば立派な練習になります。

画像: スペースさえあれば、パターマットがなくてもパター練習はできる(写真はイメージ 撮影/増田保雄)

スペースさえあれば、パターマットがなくてもパター練習はできる(写真はイメージ 撮影/増田保雄)

大事なのはテーマです。カップ付きのマットの上でボールを転がしているだけでは練習しているとは言えません。たとえばカップの右縁、左縁を狙い、そこからカップに入れるとか、カップの向こう側に当てて入れるとか何かテーマを決めてやると飽きないです。

カップがないマットや絨毯なら絶対に狙ったポイントよりショートさせないとか、狭い通路を通過させるとかそういったもので良いですので、必ず「目標に構えて打つ」だけでなく「目標に構えて〇〇な結果を狙って打つ」と質の高い練習になりますよ。なにより飽きづらくなります(笑)。

個人的にたまにストロークのチェックとしてスマホを利用して自分が打っている姿を撮影するのですが、最近凝っているのがストローク中の顔を動画で撮影すること。

私はストローク中、ヘッドを目で追ってしまうクセがあるのですが、ひどいと目線と一緒に頭まで動いてしまっていることがあるんです。狙った方向が安定しない方は、ボールを打つ前に頭が動いたり、ストロークと一緒に頭が動いてしまっていたりするケースがあります。

イスの座面にスマホを置き、そのすぐ前でストロークすると眼球の動きまで撮影できるので、ストローク中、頭が動いていないか、目でヘッドを追っていないか、インパクト前に頭が動いていないか(目が追っていないか)などをチェックすることができます。

ストロークが安定しない、狙ったところに打ち出せないといった悩みを持っている方は、一度こういった部分もチェックしてみると良いと思いますよ。自分の顔のアップを見るのはなかなかきついモノがありますけどね……。 

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