1993年生まれ、福岡県出身の時松隆光(ときまつ・りゅうこう)。2019年は優勝こそなかったが、2016年の初優勝から3年連続で優勝を果たす。2020年の今季は選手会長として男子ツアーを引っ張る。そんな彼の選んだ14本のクラブとは?

昨年から替えたクラブはドライバーと3番ウッド

2019年は2位が2回、トップ10には7回入るものの優勝がなかった時松隆光。そんな時松が、勝つために重要なクラブに上げたのが、2本のユーティリティだ。

「自分は距離が出るほうではないので、ロングショットの精度がスコアメークのカギになります。パー5や距離の長いパー4のセカンドショット、パー3のティショットなど使用頻度はかなり高いですね。ロングアイアンと違って、球が上がりやすくグリーンで止められることが使用している理由です。3番、4番アイアンの替わりにユーティリティを入れています」

画像: ロングアイアンより上がって止まるユーティリティ。3UT・4UT「ミズノ GX UT」(21・23度)

ロングアイアンより上がって止まるユーティリティ。3UT・4UT「ミズノ GX UT」(21・23度)

距離が長いコースではユーティリティでグリーンに乗せる、もしくはグリーン周りまできっちりもっていく。「そこまでくれば持ち味のアプローチを活かすことができる」と時松は話す。

時松が昨年から替えたクラブはドライバーと3番ウッド。とくに今回のドライバーは打音がいいとお気に入りだ。

「前に使っていたモデルは音が鈍かった。それがダメというわけではないのですが、今回のモデルのほうが、打音が高くて飛んでいる感じがします。振っていて気持ちがいいんです」

新選手会長として二足のわらじを履く時松の活躍に期待したい。

週刊ゴルフダイジェスト4/28号「pro's spec」より。撮影/増田保雄

画像: 昨年から替えたクラブはドライバーと3番ウッド

【時松隆光の14本】
1W:ミズノST200X(10.5度、ツアーAD MJ-6、硬さ:X)
3W:キャロウェイ マーベリック(15度、ツアーAD F-65、硬さ:S)
5W:ミズノプロ FWプロト(18度、ツアーAD F-75、硬さ:S)
3UT・4UT:ミズノ GX UT(21・23度、ツアーAD U-95、硬さ:S)
5I~PW:ミズノ MP-66(NSプロ プロトタイプ、硬さ:S)
AW・SW:ミズノプロ S18(51度・58度、NSプロ プロトタイプ、硬さ:S)
PUTTER:オデッセイ プロトタイプ ix #1

画像: 時松隆光の師・たけひさ先生に聞く「テンフィンガーグリップの握り方」 youtu.be

時松隆光の師・たけひさ先生に聞く「テンフィンガーグリップの握り方」

youtu.be

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