1994年生まれ、鹿児島県出身の稲森佑貴(いなもり・ゆうき)。2018年に日本オープンでツアー初優勝を果たす。5年連続でフェアウェイキープ率1位という驚異の安定感を誇る。そんな彼が選んだ14本のクラブとは?

自分の感覚のなかに「真っすぐしか飛ばない顔」がある

2015年から5年連続でフェアウェイキープ率1位を獲得した稲森佑貴。曲がらないことが代名詞だが、それでも本人は、昨年2019年のショット内容にはまったく満足していない。

「フェアウェイキープ率は1位になりましたが、内容はぜんぜんダメ。数字に表れない部分ですが、納得できないことが多かったんです。それでドライバーのヘッドを『Z785』に替えました。今までのがダメだったというわけではありませんが、僕は構えたときにとにかく真っすぐでないと嫌なんです。前に使っていた『Z585』も、一般的にはすごく構えやすくて、真っすぐ見えると思うのですが、僕には『785』がより真っすぐに見えました。構えやすくなって、打ち出しがブレなくなりました。言葉で表現するのはとても難しいのですが、自分の感覚のなかに“真っすぐしか飛ばない顔”があるんです」

画像: スクェア感が増して出玉が安定した。ドライバー「スリクソン Z785」(9.5度)

スクェア感が増して出玉が安定した。ドライバー「スリクソン Z785」(9.5度)

また、ウェッジは「RTX4」にチェンジした。以前使っていたモデルよりも若干グースが入っているタイプで、球を包み込むイメージが湧きやすい。

「スピンコントロールが自在にできるので、感触はすごくいいです」

いまだいつ開幕するかわからない状況ではあるが、いつ始まってもいい状態に仕上がっている。

週刊ゴルフダイジェスト5/5号「pro's spec」より。撮影/姉崎正

画像: 自分の感覚のなかに「真っすぐしか飛ばない顔」がある

【稲森佑貴の14本】
1W:スリクソン Z785(9.5度、ディアマナZF60、硬さ:X)
3W:スリクソン Z F85(15度、スピーダー661 エボリューション、硬さ:X)
5W:スリクソン Z F85(18度、スピーダー757 エボリューション、硬さ:X)
3UT・4UT:スリクソン Z H85(19度・22度、MCH90、硬さ:X)
5I~PW:スリクソン Z585(NSプロ プロトタイプ、硬さ:X)
AW・SW:クリーブランド RTX4(50度・58度、NSプロ プロトタイプ、硬さ:S)
PUTTER:オデッセイ ストロークラボTEN

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