一昨年末に行われたタイガー・ウッズ vs. フィル・ミケルソンの『ザ・マッチ』。当代きってのスーパースターがサシで対戦し勝った方が約10億円をひとり占めする大胆企画。その第2弾がいよいよ来月末に開催される運びとなった。

会場に入る全員がPCR検査を実施して決行

新型コロナウイルスの感染拡大でツアーが中断しているゴルフ界にとって久々の明るいニュース。中継を行うターナースポーツが開催を発表し、タイガーとミケルソンもSNSでイベントの告知を行った。

詳細はまだ明らかにされていないがタイトルは『ザ・マッチ:チャンピオンズ・フォー・チャリティ』。開催日は5月末のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)前後。今回はタイガーとミケルソンだけでなくNFLのスーパースター、ペイトン・マニングとトム・ブレイディが助っ人として参加する。

画像: タイガー・ウッズ(左)とフィル・ミケルソン(右)のザ・マッチが開催!第2弾では助っ人も参加するようだが!?

タイガー・ウッズ(左)とフィル・ミケルソン(右)のザ・マッチが開催!第2弾では助っ人も参加するようだが!?

「タイガーは(前回のマッチで)初めて敗戦の痛みを感じて今回はマニングと本気でくるらしい。
こちらはトムを引き連れて返り討ちすにるよ」とミケルソンがツイート。

するとスポーツイベントに植えているファンから「待ってました!」「楽しみすぎる」と喜びのコメントが寄せられた。

前回は10億円という賞金が大きな話題になったが今回は完全なチャリティイベント。4人にギャラは支払われずマッチ放映中視聴者に寄付を促すテロップが流される予定で集まった募金はすべて新型コロナウイルス救済に関連する慈善団体に贈られる。

この時期なので無観客での開催となり、スタッフも最少限に抑え会場に入る全員がPCR検査を行ってからイベントに臨むという。カートを使用するのか? マスクは着用するのか? などは検討中。

ところで助っ人の2人だがゴルフの腕前は相当なもの。どちらもシングルでプロアマにも度々登場しており、マニングはオーガスタナショナルとチェリーヒルズ(アーノルド・パーマーが全米オープン初優勝したコース)のメンバー、ブレイディも名門セミノールやメジャーを何度も開催したザ・カントリークラブのメンバーだ。

スーパースター夢の競演が実現すれば6月から再スタートを予定しているPGAツアーにも弾みがつく。ゴルフ界だけでなく今後のスポーツ界のためにもイベントを成功させファンの笑顔を取り戻させて欲しい。

画像: タイガー・ウッズが日本で見せた最新スウィング! ドライバーからSWまでたっぷりどうぞ youtu.be

タイガー・ウッズが日本で見せた最新スウィング! ドライバーからSWまでたっぷりどうぞ

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