新型コロナウィルスの感染拡大を受け自粛ムードが続く中、ゴルフはオープンエアーでプレーできるため、営業自粛要請の対象外となっている。そんな情勢下で新たに「1人予約枠」を設けた千葉県・マグレガーカントリークラブに取材を行った。

「土日より平日の来場者が多い」

新型コロナウイルスの影響拡大の初期から定点観測的に状況を伝えている千葉県のマグレガーCC。これまでレストランの席を間引きする、スループレーを推奨するなどの取り組みを取材したが、さらなる感染拡大への懸念を受けて、新たに「1人プレー枠」を用意したという。

画像: 新型コロナウィルスの影響を受け、1人プレー枠を設けた千葉県・マグレガーカントリークラブ(写真提供/マグレガーカントリークラブ)

新型コロナウィルスの影響を受け、1人プレー枠を設けた千葉県・マグレガーカントリークラブ(写真提供/マグレガーカントリークラブ)

「カート内などでのわずかな接触もないようプレーしていただくための枠です。複数人で回る組との進行スピードが変わってしまうので、朝の7時台にスタートする14組ほどに枠は限られてしまうんですが」(マグレガーカントリークラブ・松下健氏、以下同)

1人でプレーするぶん、複数人でプレーするよりプレーフィも割高となっているが、それでも感染のリスクがより少ないという安心感からか、1人プレーの予約枠は毎日埋まっている状態だという。さらに現在の客足については「来場者の傾向も変わっていますね」という。

「平日の来場者が多くて、土日の来場者数が少ない状況です。平常時と逆転していますね。いつもより女性のお客様も多い印象です。具体的な人数で言うと、4月24日は48組115名の方が来場されました。一方土日は20組いくかいかないかくらい。こういう状況ははじめてといってもいいくらいですね」

ちなみに平日に訪れるゴルファーは30~40代くらいで「だいたい50~60代の方が多い」(松下氏)という平常時よりも、比較的若めの年齢層。土日の来場者数が少ない原因は『「ゴルフを控えて」とアナウンスしている会社もあるそうなので、それが大きそうです』という。

現在、レストラン、ロッカールーム、浴場施設を利用不可にして完全セルフ、原則スループレーでの営業を行っている同クラブ。施設内の椅子はすべて撤去し滞留できないようにし、カウンターにはコンビニ等のレジと同様にビニールの仕切りを設置。接客中も直接接触を回避するなど感染防止に配慮しながら営業を続けている。

緊急事態宣言は現状5月6日までとされているが、まだまだ事態の収束の見通しは立たない状態。同クラブも「5月末までは現在の感染防止に配慮した体制で営業する予定」とのことだ。

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