ゴルフ大好き芸人、イワイガワ・岩井ジョニ男とゴルフ大好きタレント、飯田あすか。上達のため、二人は最高飛距離365ヤードを誇る高島早百合プロのもとを訪れた。そのレッスンの模様をGW特別企画として毎日公開! 今回は飯田あすかが受講した、たった6球で22ヤードも飛距離アップしてしまったドライバーレッスンをお届けする。

飛ばしのコツは“力を入れない”こと

ジョニ男:あすかちゃんは、この体(155センチ)で結構飛ぶんですよ。事務所の後輩なんですけど、私と関根勤さんが何度かドライバーで負けていますからね。

飯田:まだ始めて2年半くらいですけどね。

画像: 高島早百合プロ(左)と飯田あすか(右)。ジョニ男(中央)は飯田に飛距離を抜かれるのではないかと、心配している(撮影/野村知也)

高島早百合プロ(左)と飯田あすか(右)。ジョニ男(中央)は飯田に飛距離を抜かれるのではないかと、心配している(撮影/野村知也)

ジョニ男:そして、飛ばし屋と言えばこの方、高島早百合先生! 先生、すごく飛ばすって聞いたんですが?

高島:一昨年、ドラコンの大会に出た時に、予選で365ヤード出しました。

飯田:えげつないです! 

ジョニ男:先生がスウィングの際に気を付けている、飛ばしのポイントを教えていただきたいです。

高島:色々ありますけど、まずは「力を入れない」ということです。

飯田:力を入れない?

高島:グリップはユルユルで握っておき、その状態からテークバックを柔らかくフワッと上げることで体がしっかりと捻転してくれる、これが飛ばすためには重要なことなんですよ。

飯田:柔らかくフワッと上げるんですね、意識して振ってみます。今回はわたしがもっと飛ばせるようになるよう、スウィングを見てもらえますか。

高島:分かりました。

飛ばない原因は右腕の“曲げ過ぎ”にあった

――ドライバーを握り、まずは普段通りのアドレスでスウィングする飯田。1球目の飛距離は124ヤードだった。

高島:うん。振る力があるしヘッドスピードも速いですね。見た感じ、悪い所はそんなにないんですけど、ただ、スタンスがちょっと広いかもしれないです。

飯田:広いのはダメなんですか。

高島:飛ばすためには悪くはないんですが、飯田さんの体に対してはスタンスが広すぎて、足が上手く使えていない感じがするので、次はスタンスを一歩分狭くして打ってみてもらえますか。

画像: レッスン前のアドレス(左)とレッスン後のアドレス(右)。身長の割に広すぎたスタンスを一歩分狭くした

レッスン前のアドレス(左)とレッスン後のアドレス(右)。身長の割に広すぎたスタンスを一歩分狭くした

飯田:はい。スタンスを狭めただけなんですけど、振りやすいです。今までの広いスタンスだとバックスウィングで体が回りにくかったんですけど、一歩狭くするだけで回りやすくなりました。

高島:そうなんです。(体のサイズに対して)スタンスが広すぎると、バックスウィングで右の股関節に上体を乗せるのが難しくなって、体重移動がしづらくなりますけど、狭くすると右の股関節に収まりやすくなるので、体が回りやすくなりますよね。

飯田:ほかに、直した方が良いところはありますか。

高島:ココは結構重要なところなんですが、テークバックをするときに右腕が曲がり過ぎていて、トップに来るときに右腕が潰れ過ぎちゃうんです。この右腕をもう少し伸ばした状態でトップを作りたいんですよね。

画像: 右腕が曲がり過ぎている飛ばしに向かないトップ(左)と右腕を伸ばした飛距離を出すためのトップ(右)(撮影/野村知也)

右腕が曲がり過ぎている飛ばしに向かないトップ(左)と右腕を伸ばした飛距離を出すためのトップ(右)(撮影/野村知也)

飯田:右腕の曲げ過ぎは、どうしていけないんですか。

高島:トップで曲げ過ぎた右腕は、ダウンスウィングでは伸ばしてくるしかないわけですよ。インパクトで右腕を伸ばした状態で打つと、パワーは半減しちゃうんです。プロのスウィング写真をみると、右腕は曲がった状態でインパクトをしていますよね。ダウンスウィングに入る時に、まず腰が切れてくるんですけど、そのときに右手首とか右ひじはトップの形をキープしたまま下りてきて、そのままインパクトを迎えます。右腕が伸びるのは、球を打ったあとのフォローのときなんですよ。

画像: ボールに力が伝わらないインパクト(左)とボールに力が伝わるインパクト(右)。右腕は曲がった状態でインパクトするとボールに力が伝わる(撮影/野村知也)

ボールに力が伝わらないインパクト(左)とボールに力が伝わるインパクト(右)。右腕は曲がった状態でインパクトするとボールに力が伝わる(撮影/野村知也)

飯田:わたし、インパクトの時に両腕は、伸ばして球を打つものだと思っていました。

高島:多くの人がそこを勘違いしていますよね。トップで右ひじを余裕をもった角度にしておき、そのトップから腰を切っていけば、この右ひじが曲がった状態でインパクトを迎えることができるんです。

飯田:あ、分かりやすいです!

高島:クセが付くまでは、極端に遠くに腕とクラブを上げていき、トップでも右腕を伸ばすイメージでやるといいですよ。

右腕を伸ばしたテークバックのためにはグリップの修正が必要だった

高島:テークバックをするときに右腕が曲がり過ぎてしまう原因は、クラブを上から握っていることにもあります。

ジョニ男:あ〜確かに! 右手が被さっていますよね。

高島:そう。そうやって握ると、アドレスしたときに右肩が前に出て右腕が伸び切り、左腕が曲がる、これって、さっき言っていたダメなインパクトの形になっているの、わかりますか。

ジョニ男:あ、“ダメンパクト”だ!

高島:そこでグリップは、右手を下から握ります。そうすると右ひじが少し曲げられるようになり、左腕が真っすぐに構えられるようになりますよね。

飯田:今までと、逆だ。

画像: レッスン前のグリップ(左)とレッスン後のグリップ(右)。右手を下から握ることで右腕を伸ばしたテークバックがしやすくなる(撮影/野村知也)

レッスン前のグリップ(左)とレッスン後のグリップ(右)。右手を下から握ることで右腕を伸ばしたテークバックがしやすくなる(撮影/野村知也)

ジョニ男:お~、カッコイイ形になってる。プロっぽい!

高島:この構えができるようになると、トップでシャフトがクロスになりにくくなりますし、先ほど言った腕を伸ばしたテークバックもしやすくなるはずです。最後に、今まで言ったことを踏まえつつ、腕で振ろうとせずに腰から振っていきましょう。

――グリップを変えて何球か打ってみる飯田。すると3球目に、146ヤードを記録! レッスン前より22ヤードも飛距離がアップした。

画像: レッスンの成果で、ドライバーの飛距離が20ヤード以上伸びた飯田

レッスンの成果で、ドライバーの飛距離が20ヤード以上伸びた飯田

高島:練習球ですからあまり飛ばないですが、本球だったら170〜180ヤードくらいは飛んでる感じですね。ナイスショットです!

ジョニ男:いやしかし、いきなり凄いね。

飯田:こんな短時間で飛距離が伸びるなんて嬉しいです!

高島:今後も、成長を見守りたいですね。まだまだ伸びしろがありますよ。

飯田:見守ってください! ありがとうございました。

協力:きみさらずゴルフリンクス

※次回は2020年5月4日(月)18時30分公開予定です。

画像: たった6球で22Y飛距離が伸びた!高島早百合が教えるドライバーレッスン! youtu.be

たった6球で22Y飛距離が伸びた!高島早百合が教えるドライバーレッスン!

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