最高のライから臨んだアプローチ! そこそこ上手く打てたけど、2メートルの下りのラインが残ってそこから3パット。結果はダボ……そういうトホホな経験はゴルファーなら誰もが味わったことがあるはず。それを防ぐには? 関東在住匿名5下シングル氏に考え方のコツを教えてもらった!

たとえば、残り50ヤードからのアプローチ。よくある受けグリーンのセンターにピンが切られていて、ボールはフェアウェイの真っ平らな絶好のライ。風は無風。

みなさんは、この状況でどんなことを考えますか? いいライだからダフらず寄せるぞ! とか、なんとかベタピンにつけてバーディだ! といったようなことを、きっと誰しも考えると思います。それに加えて、「ともかく上りのパットを残そう」と考えると、スコアが少し良くなるかもしれません。

画像: 50ヤードのアプローチでどんなことを意識しますか?(撮影/岩村一男)

50ヤードのアプローチでどんなことを意識しますか?(撮影/岩村一男)

50ヤードから2メートルにつけたら、それは間違いなくナイスショットですよね。でも、それが下りの2メートルだったら? あるいは、大きく曲がるラインだったら? 次がはいる確率はあんまり高くなさそうです。

でも、上りの2メートルだったら、入るかもしれません。あるいは3メートルでも、曲がる横からの2メートルよりも入りそうな気がします。少なくとも、まず2パットでは収まりそうですよね。

アマチュアなんですから、50ヤードからは基本的によくて3打かかります。そのときに、なんとかがんばって上りのラインを残そうと思う、それだけのことで3パットの確率が下がり、1パットの確率が上がると私は思います。

ベタピンにつけるぞ! と考えるより、「上りを残そう」くらいの意識のほうが集中力も使いませんしね。それで、温存した集中力は、次のパーパットに全力投入。入れば大ラッキーですし、外れてもまあ、ボギーです。

ダフらないようにボールを少し右足寄りにしようとか、引っかけないように体の回転を多めにしようとか、目の前の一打のことを考えるのはもちろん大切なことです。それに加えて、次に打つ一打のことも少しでいいので考える。

その習慣をつけると、どんどんスコアアップできると思いますよ!

画像: ジョニ男感激! 中途半端な40Y、どう打つのが正解?【講師:小澤美奈瀬】 youtu.be

ジョニ男感激! 中途半端な40Y、どう打つのが正解?【講師:小澤美奈瀬】

youtu.be

This article is a sponsored article by
''.