2019年5月26日は中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンの最終日。勝利を挙げたのは黄金世代の勝みなみだが、圧倒的な飛距離でゴルフファンの度肝を抜いた選手がいた。どの選手か、覚えてる?

痛恨のOB……からの驚異の一撃

2019年の今日、5月26日は「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の最終日。首位スタートしたのは、2日目に10アンダーと大爆発した勝みなみ。そして、単独2位から3打差を追ってスタートしたのが、黄金世代の1学年上の世代の松田鈴英だった。

“その1打”が放たれたのは優勝争いも佳境を迎えた16番ホール。松田はドライバーを左に曲げ、優勝争いからの脱落が決まる痛恨の左OB。しかし、その後はなった暫定球がすごかった。伸びのあるキャリーで下り傾斜に落ちたボールは転がり続け、364ヤードと驚異的な数字を叩き出したのだ。

画像: 惜しくも初優勝には届かなかったが、松田鈴英の圧倒的な飛距離に魅了されたファンは多かったはずだ(写真は2019年の宮里藍サントリーレディスオープン 撮影/姉崎正)

惜しくも初優勝には届かなかったが、松田鈴英の圧倒的な飛距離に魅了されたファンは多かったはずだ(写真は2019年の宮里藍サントリーレディスオープン 撮影/姉崎正)

悲願の初優勝は遂げられなったが、松田鈴英のポテンシャルを示すこの1打の印象は、1年後の今日になっても色あせない。「あの1打はすごかった」と今でも思い出せるゴルフファンも多いはずだ。

ちなみに、松田が使用していたドライバーは当時、まだ発表されていなかった新しい「ツアーBJGR」ドライバーだったが、そこにもドラマがある。

実は松田は赤いヘッドが特徴的な「J815」ドライバーを長年愛用していたのだが、練習日に割れてしまい、急遽「ツアーB JGR」に変更していたのだ。

2020と2021年シーズンが統合され、2020-2021シーズンとして開催されることが発表されたばかりの女子ツアー。松田鈴英は持ち前の飛距離を武器に念願の初優勝を挙げることができるのか、注目選手のひとりだ。

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