今週木曜日からの「アース・モンダミンカップ」で開幕する女子ツアーの2020-2021シーズン。約2カ月のオフ期間と約3カ月の自粛期間を経て、女子プロたちは一体どんなプレーを見せてくれるのか? プロゴルファー・中村修が渋野日向子に注目した。

アプローチを徹底的に磨いたことでさらにピンを攻められる

チームしぶこのオフの期間の課題は、アプローチの引き出しを増やすこととトレーニングにより体のキレを増すこと。自粛期間中も含めて徹底的にアプローチ練習に時間を割いたという渋野選手ですが、そこまでアプローチ練習をするのは一体なぜでしょうか。

画像: オフから開幕までの6か月を徹底的にアプローチの引き出しを増やし精度を上げる練習に時間を割いた(写真は2019年リコーカップ)

オフから開幕までの6か月を徹底的にアプローチの引き出しを増やし精度を上げる練習に時間を割いた(写真は2019年リコーカップ)

渋野選手といえばピンを攻める攻撃的なプレースタイルで勝利を重ねましたが、攻めた結果取りこぼすことも少なくありませんでした。しかし、アプローチの引き出しが増え、精度も上がればグリーンの左右、奥や手前に振ってあるピンに対してもっと攻撃的に攻められるということになります。

「昨年以上に自由奔放にピンを攻め、試合でどんなプレーを見せてくれるのか楽しみ」と青木コーチは話します。

体のキレが増し飛距離も伸びた

そして、昨年末から合流した斎藤大介トレーナーの指導の下、効率的な体の使い方を覚え、体のキレが増しているそうです。体のキレが増すと当然飛距離は伸びますし、体のキレで飛ばせると安定感も増します。

一方でキレを支える体力も必要になってきますが、自粛期間中に強度の高いトレーニングに時間を割くことができたことで体重も3,4キロ増え、キレを支える体もしっかりと進化しています。

画像: トレーニングによって体のキレを支える体力も向上しラフからでもブレないスウィングに磨きをかけた(写真は2019年のLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ)

トレーニングによって体のキレを支える体力も向上しラフからでもブレないスウィングに磨きをかけた(写真は2019年のLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ)

体のキレ、それを支える体力が向上したことで、ラフや傾斜地などからのショットも、よりブレずに振れるようになっているはず。ひとつスケールアップした姿を見せてくれることを期待します。

来季の米ツアー参戦、オリンピックでのメダル獲得、5大メジャーのすべてで優勝しグランドスラムを達成……チームしぶこには壮大な目標があります。コロナ禍で出鼻をくじかれた格好ですが、その期間さえもレベルアップのために必要な時間と、あとから振り返ればなるのかもしれません。開幕戦だけでなく、これからどんなプレーを見せてくれるのか非常に楽しみなのは、ゴルフファンのみなさんも同じでしょう。

「アース・モンダミンカップ」では長時間にわたってインターネットで配信される予定です。ドライバーショットの飛距離、ピンを積極的に攻める攻撃的なスタイル、ラフや傾斜からのショット、グリーン周りのアプローチと実戦の中で成長する渋野選手から目が離せなくなりそうです。

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