長引いた自粛期間に飛距離が20ヤードも落ちてしまったゴルフ大好き新人ゴルフ記者・S子。落ちた飛距離を取り戻すべく、飛距離アップ請負人・吉田一尊の“最新メソッド“に挑戦!

こんにちは、新人記者S子です。みなさんはゴルフのお悩みというと、どんなことを思い浮かべますか? S子の悩みはズバリ“飛ばないこと“です。もともと飛ばないのに、長く続いたテレワーク&自粛生活のおかげでラウンドはもちろん練習にも行けてなかったので、さらに飛ばなくなってしまいました……。ちなみに飛距離は170ヤードくらいです。

目標はズバリ200ヤードなんですが、現段階ではカート道で跳ねない限り無理……と思っていたら、以前レッスンを受けた際にS子の飛距離を20ヤードも伸ばしてくれた“飛距離アップ請負人“こと吉田一尊プロが、新メソッドのモニターレッスン会を開催するという情報を入手しました!

その後の自粛でその20ヤードはすっかり元どおりになってしまいましたが、新メソッドで再び飛距離は元どおり、いや、さらに伸ばしてもらえるでしょうか? 早速レッスン会場となった「横浜スポーツマンクラブ」へおじゃましてきました!

画像: 飛距離アップを目指して吉田プロの新メソッドモニターレッスン会におじゃましてきました!

飛距離アップを目指して吉田プロの新メソッドモニターレッスン会におじゃましてきました!

ではさっそく吉田プロに質問です。新メソッドとは、どのようなものですか?

「今までは、下半身と体をメインで使い、腕の動きは極力抑えましょうとレッスンしてきたんですが、新メソッドでは手の動きが加わってきます。ただ手だけを動かすのではなく、全身を動かすことで手が動く、その動かし方がポイントとなります。手と下半身の動きをリンクさせて飛距離が出て、体の負担も減る。それを『HRスウィング(高反発打法)』と名付けました」(吉田)

HRスウィングってなんか名前からして飛びそうですね! ただ「手を使う=手打ち」と連想してしまいがち。具体的に手を使うとはどういうことなのでしょうか?

「先端に重りがついたヒモをイメージしてください。遠心力を働かせて重りをグルグル回そうとするとき、重り自体を動かそうとしても遠心力は働きません。手元を引っ張ることで、遠心力は働くんです。クラブも同じで、ヘッドを動かそうとしても遠心力は働きませんが、反対側の手元を引くことで生まれます。HRメソッドでは、この遠心力を働かせる、手元を引っ張る動きを重視しているんです」(吉田)

具体的には、テークバックでヘッドを動かすのではなく、手元を飛球線後方に「引く」動きで始動します。そうすると、不思議なことにそれだけでフェースがシャットになるんです!

画像: 手元を引くようにテークバックすると、フェースがシャットになりました!

手元を引くようにテークバックすると、フェースがシャットになりました!

「まずはそこだけ意識してみましょう」ということで、“手元を引く“イメージでテークバックして数球打ってみると、あらら、ダフってしまいました……一体なぜなんでしょうか?

「始動では引く動きになっていましたが、インパクトで手元を押す(返す)動きが入っているのが原因ですね。手元を引くことで始動したら、手元はスウィング中クラブヘッドを引っ張り続けます。下半身を踏み込むことで切り返したら、インパクトで今度は左足を後ろに引く。それによってヘッドが走ってくれるし、ダフることもありません。」

うーん、なるほど。手元を引っ張り続けることでヘッドに遠心力を働かせて、それを下半身の動きでさらに走らせる……吉田プロがお手本を見せてくれると、すっごく軽く振ってるのに300ヤード球の飛距離! なのに、S子は全然当たらない……(涙)。

画像: インパクトで左足を蹴る(引く)ことでクラブが走ってくれるようです!S子は要練習ですね……

インパクトで左足を蹴る(引く)ことでクラブが走ってくれるようです!S子は要練習ですね……

「あと意識してもらいたいのは切り返しのタイミングです。S子さんは、トップでクラブが上がりきり、手首のコック(手首を親指側に折る動き)が入ったあとで、一拍おいて下半身を切り返してますよね。本来であれば同時、もしくは下半身が少し先行するのが切り返しの理想。なので、コッキングに入る前に切り返してみましょう」

自分では下半身から切り返しているイメージでしたが、吉田プロのアドバイス通りコッキングする前に踏み込むイメージで挑戦してみました! 自分のなかではハーフスウィングで切り返してるくらいのイメージで、これだとトップがコンパクト過ぎるような感覚でしたが、吉田プロいわく「十分振りかぶってますよ(笑)」とのこと。

正直、かなり違和感があるのですが、このイメージで何球か打っていくと、だんだんタイミングがあってきます。トップでヘッドの重さも感じられるような……それを伝えると「それは、クラブと体の引っ張り合いを使えている証拠ですよ」と吉田プロ。

画像: 切り返しのタイミングがあってくると、初速だけじゃなく飛距離も伸びるはず!

切り返しのタイミングがあってくると、初速だけじゃなく飛距離も伸びるはず!

レッスンの結果、最大飛距離は178ヤード。自粛でなまった体ではプラス20ヤードとはいきませんでしたが、50メートル/秒だったボール初速は54メートル/秒にアップ! これでもう少し精度が上がれば、かなり飛ばせそうな感触を味わうことができました。

そして数値以上にS子が一番うれしかったのは「フォローの振り抜きがリッキー・ファウラーに似てきた」ということ(笑)。大ファンのリッキーに少しでも近づけるように、もっとHRメソッドを練習したいなと思ったS子なのでした!

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