フジクラのスピーダーシリーズ最新モデル「スピーダーエボリューションⅦ」の発売が発表された。どんなシャフトに仕上がっているのか、リリース情報から紐解いてみよう。

スピエボVをベースに進化

フジクラのスピーダーエボリューションシリーズの7代目「スピーダーエボリューションⅦ(7)」が発表された。

現行モデルのスピエボⅥ(6)といえば、「AIG全英女子オープン」を制覇した2019年当時の渋野日向子をはじめ、女子プロからの人気が高かったモデル。次世代モデルであるスピエボⅦの注目度も、プロアマ問わず高いことだろう。

画像: スピエボシリーズの7代目「スピーダーエボリューションⅦ」

スピエボシリーズの7代目「スピーダーエボリューションⅦ」

フジクラのツアー担当、飯田浩治氏によれば、「2016年発売の『スピエボⅢ(3)』、2018年発売の『スピエボV(5)』の後継にあたるモデル」となっているとのこと。キックポイントもⅢ、Vと同じく先中調子の走り系シャフトだ。

「エボⅦはエボⅥで採用していた強い素材をシャフト先端に採用することで、先中調子の走り系の特性であってもヘッドが暴れるない仕上がりになっています」(飯田氏)というこのシャフト、プロゴルファーでは、すでに菊地絵理香がテスト済みだという。

「試合がないのでなかなかプロに試打していただけるチャンスがないのですが、試打していただいた菊地絵理香プロからは『エボVよりもアゲンストに強い感じがした』という感想をもらっています」(フジクラツアー担当飯田氏)

エボⅢ、エボVともに初代スピーダーエボリューション、通称“青エボ”の流れを汲んだモデル。その後継機となるエボⅦでも初代さながらの強烈な弾き感を味わえるのか、期待が高まる。

コスメはホワイトをベースにグラデーションが入った仕上がり。重量帯は30グラム台の「351」から70グラム台の「757」まで幅広い。アマチュアゴルファーのスタンダードとも言える50グラム台の「569」でR、SR、S、Xの4フレックス用意。フェアウェイウッド用のシャフトも40グラム台から80グラム台までラインナップされている。

気になる発売日は2020年9月3日。価格はドライバー用が4万円(税抜)、フェアウェイウッド用が2万2000円(税抜)となっている。発表されたばかりでまだ気が早いかもしれないが、今後のツアーでどのプロが使用するかも含めて、注目が集まるところだ。

This article is a sponsored article by
''.