安定した100切りを目指し、特訓を続けるゴルフ好き芸人、イワイガワ・岩井ジョニ男。「5Wのトップを直して飛距離を伸ばしたい」というジョニ男の願いを叶えるべく、美女プロの小澤美奈瀬がレッスン。すると、ジョニ男のゴルフ人生最大の飛びが!?

チョロの原因はボール位置にあった

ジョニ男:最近、長いクラブで2打目を打つときに、ボールの頭を叩くことがよくあるんですよ。そこで今回は、5番ウッドをちょっと見て頂きたいんです。

画像: イワイガワ・岩井ジョニ男(右)が、ゴルフ上達のため美女プロ小澤美奈瀬(左)のレッスンを受講!

イワイガワ・岩井ジョニ男(右)が、ゴルフ上達のため美女プロ小澤美奈瀬(左)のレッスンを受講!

小澤:分かりました。では3球ほど打ってみましょうか。

――ジョニ男がさっそく5Wでスウィング。だが、ヘッドはボールの頭をカスってしまい、コロコロと転がって練習場の2階打席から階下に落ちる。

小澤:あ、うそ。え?

ジョニ男:あれ。久しぶりなので、ちょっと緊張しているのかな……。もう一回、いいですか。

小澤:はい。やってみましょう!

――2球目。打って変わってフェード弾道で197ヤード飛ばす。

小澤:ナイス! 良いショットじゃないですか。

ジョニ男:でも、こんなこと言うのは野暮かもしれないけど、下が平らな練習場だから、今みたいに上手く打てるということもあるので……。

――1球目のチョロに、自身をなくし気味のジョニ男。続く3球目はほぼストレートで192ヤードと、これまたナイスショット。

小澤:おー、完璧! 今の最高でした。

ジョニ男:このクラブを買ってから、一回も出たことのないような球でした。でも先生、さっきみたいにチョロすることもあるし、今のナイスショットもなんで打てたのかっていうのは自分で理解できていないんです。

画像: ナイスショットも出るものの、チョロも出てしまうため、5Wに自信を持てないというジョニ男

ナイスショットも出るものの、チョロも出てしまうため、5Wに自信を持てないというジョニ男

小澤:う~ん、あれだけのナイスショットを打つ実力はあるのに、でも一球目のようなミスもある。すると今ジョニ男さんは、5Wに対して「自信が持てない」状態になってしまっていますよね。

ジョニ男:そう。そうなんです! 3球見ていただいて、なにかダメところってありましたか?

小澤:ジョニ男さんのショットを見ていて、1球目と2、3球目を打ったときに違うことが一つありました。

ジョニ男:え、どこですか?

小澤:ボールポジションです。一球目はボールを体の真ん中寄りに置いていたんですが、2球目、3球目と徐々に左足寄りに置くようになったんですよ。実はこのボールポジションって、かなり弾道や飛距離に影響を及ぼす、非常に大切な部分になってくるんです。

画像: チョロをした1球目はボール位置が真ん中寄りになっていた(左)ためチョロのミスが起きてしまった。3W・5Wでは左足かかと線上からボール1~2個ぶん体の内側へ寄せた位置にボールを置くのが正解(右)

チョロをした1球目はボール位置が真ん中寄りになっていた(左)ためチョロのミスが起きてしまった。3W・5Wでは左足かかと線上からボール1~2個ぶん体の内側へ寄せた位置にボールを置くのが正解(右)

ジョニ男:確かに、一球目は何か居心地が悪かったんですよ。詰まった感じがすると言うか。それで硬くなっちゃったのかもしれませんね。正しいボールポジションを教えてもらえますか!

小澤:3Wや5Wでは、ボール位置は左足のかかと線上から、ボール1~2個分だけ内側に寄せた位置がベスト。そうすると地面にあるボールをインパクトでちょうどクラブの最下点をレベルに打てるんです。でも、ジョニ男さんの一球目のようにボールを真ん中に置くと、クラブの軌道が最下点に達していない段階でボールに当たってしまうので、それでボールの頭を叩きやすくなってくるんですね。

画像: ボール位置を真ん中、あるいはそれよりも右寄りにしてしまうと、クラブの最下点よりも手前でボールに当たってしまいチョロの原因につながる

ボール位置を真ん中、あるいはそれよりも右寄りにしてしまうと、クラブの最下点よりも手前でボールに当たってしまいチョロの原因につながる

ジョニ男:あ~、私、コースではいつも真ん中あたりに置いているかもしれないです。さっき打った2打目、3打目も先生が教えてくれた「左足のかかと線上から内側へボール1~2個ぶん」よりも、もっと内側に入っていたように思います。

小澤:じゃあ次は、思い切って左足のかかと線上にボールを置いて打ってみましょうか。ボール位置による違いが分かると思いますよ。

――左足かかと線上にボールを置いて打った4球目は、やや左に飛び、トータル204ヤード。

小澤:はい。良いですよ。つかまった球になりましたね。今で距離は204ヤード出ています。

ジョニ男:え! 私、5Wは180ヤードいけばいいと思っているんです。ドライバーで200ヤード飛べば「ヨッシャー!」みたいな感じなのに、それが5Wで200ヤード行っちゃうなんて。

小澤:今後は、5Wで「左足のかかと線上から、ボール1~2個分だけ内側」にボールを置いたときは、180ヤードを飛距離のベースに設定をしておいて、ロングホールで2オンを狙うようなときには「左足かかと線上」にボールをセットすれば200ヤードは出るという想定にしておけば、攻め方のバリエーションも増えていきますよね。

ジョニ男:先生。今、左足の前に置いて球がつかまったということは、球を内側に入れるほど逆にスライスになりやすいということですか。

小澤:そうです。内側に置くとフェースが開いた状態で当たっていくのでスライスしやすいし、左に置くとフェースが閉じた状態で当たるのでつかまってくるんです。今打った4球目は、左足のかかと線上に置いたので、つかまって少し左に行きましたよね。あれよりつかまり具合を抑えてストレートボールにするために、今度は球を1個内側に入れてみましょうか。

画像: ボール位置を体の内側へ寄せるほどインパクトのタイミングは早まってフェースが開いた状態で当たりやすい(左)。逆に体の外側に置けばフェースが閉じた状態でインパクトする(右)

ボール位置を体の内側へ寄せるほどインパクトのタイミングは早まってフェースが開いた状態で当たりやすい(左)。逆に体の外側に置けばフェースが閉じた状態でインパクトする(右)

――ボールを1個分、中に入れて打つ。ストレート系の弾道で、距離は207ヤード。

小澤:凄い。一番飛びましたね。

ジョニ男:え~! でもボール位置を変えるだけでこんなに変わるもんなんですか。

小澤:変わります。ボールポジションだけで弾道や飛距離がかなり変わっていくことを今日は分かってもらえたと思います。

ジョニ男:今まで先生にはいっぱい恥をかかせてきたんですけど、今日は、目の前ですぐに結果を出すことができたので良かったです。ありがとうございます。

小澤:いえいえ。また頑張りましょう!

TEXT&PHOTO/古屋雅章 撮影協力/スイング碑文谷

画像: 美女プロ・小澤美奈瀬が教える!5Wで200Y飛ばすためのワンポイント! www.youtube.com

美女プロ・小澤美奈瀬が教える!5Wで200Y飛ばすためのワンポイント!

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